こんにちは、柴見です。
『赤の忠誠』第2話を更新しました。やっとのことで赤音の情報源である主、霧島刻鉄の元へのコンタクトへ成功したかと思いきや、でしたが。
煮え切らない展開。青比呂は今待つしかないようです。そして刻鉄が会話を交わしていた「アカジャク」とは何者か。
この辺りも注目していただけると嬉しいです。
続きは第3話にて。
……とだけじゃ何だか物足りないのでこぼれ話でも。
柴見はキャラクターの名前を決めるのがとても苦手です。理由は「格好良い名前を考えよう」としすぎるからです。肩の力ぬけよ……と自分に言い聞かせたいところですが。
今回もルビ打たないと分からない名前が多いです。まず主人公。
青はともかくそのまま比呂で「あおひろ」とあまり馴染みない印象。これはプロトタイプでは別の名前だったのですが、別の名前にした方がいいなと色々考えまして、名前に「青」を着けようと考え、何故か後ろに「比呂」がつきました。字面がとてもバランス悪い。
次に刻鉄。何だ、昔の電車か。平成生まれには分からんぜ。
これは完全に字面というか、「強そう!」という理由で漢字を当てはめ作りました。最初に「鉄」を着けようと思ってまして。「刻」と結びついたのは少々オーバーでもいいから重たくしようとしたためです。彼にはどっしり構えていてもらいたい、というキャラなので。
赤音。これはすんなり決まりました。漢字変換で出てきた名前でしたので。冗談です。まず「赤」がテーマカラーで、女の子らしく綺麗なものをと「音」を着けました。だからといって何か楽器が出来るわけでもなく。プロトタイプでは超絶音痴というネタもありました。今回ではあまり関係ありませんが。
あとタイトルも毎回悩んでます。とにかく名前をつけるのが苦手。第一話の「継続のロストマン」はBUMP OF CHICKENのアルバム、『ユグドラシル』に収録されている名曲『ロストマン』からきています。継続、とは単に青比呂の精神状態のことですね。
第2話ももっと良い感じのがあればよかったんですけど……第3話は自分でも納得いけるタイトル用意して起きます……。