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「芝居は舞台の上のみならず」完結しました+設定裏話

 新作「芝居は舞台の上のみならず」完結しました。お付き合いくださり、ありがとうございました。



 これを書いたのは結構前。確か当時演劇系のラノベを読んでまして、それのノリで舞台ものにしようという方向になったと記憶してます。で、映画「オペラ座の怪人」のDVDを何回も見ました。楽屋の様子とか出てますからね。
 しかしこれ、初期とはかなり変えてるんですよね。話の全体の展開は同じなのですが、場面とかキャラ設定はがらっと変えたところが多数。だって前のは矛盾とかありすぎたんだ……へぼかったんだよ……。
 ちなみに、地名は基本的に適当です。本当に音だけで選んだ感じ。



 ・セシル
 性格と容姿が勇ましいので、中性的な名前をということで決定。男女両方でつけられている名前なんですよね。
 傭兵隊に拾われた当初は無表情で聞き分けの良い子だったものの、武芸の手ほどきを受け、さらにラディスタで同世代の少年たちと遊ぶうち、すっかり男勝りに。か弱い少女を助けただのといった武勇伝は、近所の住民は皆知っているほど。
 カイルに誘われて入団テストを受けたときも、団員たちに少年と間違われていたという笑い話がある。
 ユーサーとは物語の後、たまに楽屋や店で話をするようになっている……と思います。でも異性というか、すごくいい人という認識。

 ・シガ
 中国もの作品を知っている人なら知っている、封神演義の主人公・太公望の名前が元ネタ。だって賢そうな名前なんだもの……。腹黒い人に、と心がけました。最後は膝をついてますが。
 幼少時から醒めた性格で、裏の手の者としての生き方を特に苦にしていない。なお、術具の収集癖は演技ではなく、彼自身の性癖。
 ちなみに、執筆当初は先輩設定でした。そしてもっと黒かった……。
 セシルのことは本人の申告通り大層気に入っているので、ユーサーが彼女と交流しようとしているのが大変気に入らないようです。きっと邪魔しにいってるよなあ……。

 ・ユーサー
 ともかく騎士らしい人! をコンセプトに名前を決定。アーサーのフランスかどこかの読み方だったような……。すぐ人をからかいだすシガとは違った意味で、書いていて楽しかったのを覚えてます。なかなか派手に動いてくれない人ではありますが、要所要所でツボに入ってくる……。
 生まれも育ちも武骨な騎士だからか、色恋沙汰とはまったく無縁。社交の場どころか、そこに出席するような華やかな女性も苦手。劇場を避けていたのも、富裕層の社交の場だから。
 なので、彼が進んでセシルと交流しようとするようになったことは、家族にとってとても嬉しい模様。

 ・マクシミリアン
 これも騎士っぽいというか高貴そうな名前を……というノリだったような。正体がアレなのに加え、胡散臭い人を増やしたほうがタイトルらしくなる――という使命感で、表面上は鬱陶しい性格になりました。
 隣国の裏の組織の一員として少年の頃からラディスタに潜入し、同志である地方貴族の養子として青薔薇騎士団に入団。ブリギットひいてはラディスタの情報を収集し、その中で鍵石の存在を知って強奪することにした。

 ・カイル
 男の子っぽい名前としか考えてなかったなあ……で、後になって、セシルと似てるじゃないかと気づくも放置……。
 ラディスタで生まれ育った下町っ子。夫が戦死してから女手一つで育ててくれた母に楽をさせたくて、リヴィエールになんとか入団。隠れ家での猛練習もあって、一応は端役を掴める程度に成長した。

 ・黒龍
 名前を決めようと思うも、そもそもついてるのかこいつ、というところから結局は種族名に。でも改訂前は白龍だったんだよなあ……。
 異界で長い時を生きる獣。気まぐれで叡洛など西大陸に出現していたので、その姿が記憶されている。
 情が深く、セシルのことは孫娘のように大切に思っている。一方、少年の頃から醒めた一面を見せていたシガのことは、今でもクソ生意気な小童扱い。ユーサーは、セシルが信頼しているというのもあり、まあ信用してやるかといったところ。



 こんなところでしょうか。

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