拙作をお読みくださる皆さま
こんにちは、佐藤宇佳子です。
先日投降した『佐砂井の郷』を含め、拙作をお読みくださる皆さま、いいねやコメント、星、さらにはレビューを下さった皆さま、この場を借りてお礼申し上げます。いつも応援に元気づけられています。
さて、『ハシボソガラス』のほうですが、「インターハイ」が終わり、残すところ、あと三章(「ハシボソガラス」「小さな爪」「山の端の月」)となりました。うち、「山の端の月」はスピンオフ的なおまけ作品なので、実質本編は残り二章となります。
実はこの本編最終章「小さな爪」のあと味がよろしくないのです。それで「山の端の月」を付けて見たのですが、これもまた、あまり気持ちが明るくなる話ではなく、どうしたものかと悩んでいました。やはり、ハッピーエンドを書くつもりはないとはいえ、何か少しは救いが欲しいと思っちゃうんですね。三部作の最後でもありますし。
というわけで、「小さな爪」のあとに、もう一章、「ほころび」という短い章を追加することにしました。厳密には救いにならないかもしれませんが、これでぷつんと途切れるのではなくなんとなく滑らかに未来につながっていくイメージが付加されることを期待します。
昨日思いついて書き始めたところなので、少し遅れる可能性がありますが、ご承知おきください。
写真は先週末のイソヒヨドリの町です。ちょうどさくらが見ごろを迎えており、土日にかけて桜祭りが開催されていました。この写真の背後左手にたくさんの屋台がでていました。どこに行ってもイソヒヨドリの声がしていました。昔はここまで多くなかった気が……