• ミステリー
  • エッセイ・ノンフィクション

砂漠のまん中にテントを建てて暮らす。

 はじめまして、もしくは、こんにちは。
 郷倉四季です。

 ヤマシタトモコという女性漫画が僕は好きなんです。
 そんな訳で本日、「違国日記」を読んだんです。相変わらず面白い。
 帯には「女王と子犬は2人暮らし。」とあって、35歳の少女小説家が、姉の遺児の15歳の女子中学生をひきとる、というのがあらすじでした。
 その中で、「エポック」という単語が出てきました。
 調べてみたところ、
・ある年代の起点となる年、事件のこと。
 とありました。

 なるほど。
 僕にとっての個人的な「エポック」はまさにヤマシタトモコの「ひばりの朝」を読んだ時です。「ひばりの朝」を読んだ当時の僕は22歳で、何かを考えているつもりで、実は何も考えていないような人間でした。
 そして、「ひばりの朝」を読んだ時、何も考えずに生きることで人を深く傷つけてしまうことがある、ということに気づきました。
 随分、遅い気づきでした。
 それから僕は可能な限り考えて生きていこうと決めました。
 今も僕は何かを考えているつもりで、実は何も考えられていないのかも知れません。無意識に人を傷つけているのかも知れません。
 そういう怯えだけは忘れないで、生きていこうと思います。

 今日の更新で、「眠る少女」の田中あずきパートが終わります。
 次は守田裕(ひろし)の春です。
 これからもよろしくお願い致します。
 

2件のコメント

  • 郷倉さんへ。

    こんばんは。
    私が始めた「手紙リレー」の締めの言葉を書いたので、これからはリレー関係なく私が個人的に手紙を書きたい人へと手紙を書いています。
    (実は少し前から書いていました)

    ってことで、勿論郷倉さんにも書かなくちゃ終われません!!笑

    また近況ノートをこういう場として使ってしまってすみません。

    郷倉さんの過去の近況ノートも好きなんですよね。等身大の青年が見え隠れしています。笑
    今の日記もそうですが、前にも書いた嬉し楽しです。笑

    そうそう、郷倉さんには手紙みたいなものはそれこそ沢山書いた気がします。
    それこそ「青年四季の〜」で勝手にいつもお返事みたく書いてしまっていましたし。笑

    あれは私があんなに書かなければ、
    他の方が書いたんじゃないかな〜と申し訳なく思うこともしばしばありましたし、
    twitterで宣伝されていた時は「あぁ!私のコメントまで読まれてしまって郷倉さんに迷惑がかかる〜!!」とも思っていました。笑

    毎度毎度「切り株ねむこ」がくっついてくる。笑
    まるで呪いの様な………笑
    ごめんなさい。(あまり反省の色が見えない。笑
    どれも消してもらって構いませんので〜)

    実はカクヨムをやめようかなと思った時、
    郷倉さんのレビューをまずはコピーして私の保管場所へと移しました。

    それくらいいつもいつも嬉しかったです。

    (勿論、レビューはどなたからもらったものも宝物なので本当に辞める時は必ずコピーするつもりなんですが)

    あと、ヤマシタトモコさんのところに手紙を書くことにしたのにも、実は意味がありまして。

    かなり初期の段階で、ヤマシタトモコさんのマンガ読んでますとかコメントしたような気がするんです。あと、中学聖日記とか。

    なので、こちらにしました。笑

    本当にいつもありがとうございました。

    これからもそういうお話や他のあれこれでよろしくお願いします。
    平手ちゃん映画出ますね…とか。笑
    止まらない。笑
    でも、何故か最近よく話しているような錯覚を
    覚えます。笑
    何故でしょう……。



    青年へ感謝をこめて。


    切り株ねむこより。
  • ねむこさんへ。

    「手紙リレー」お疲れ様でした。
    木陰から、ひっそりと眺めるように企画の方は時々確認していました。

    ねむこさんから個人的に手紙が届くのは何度体験しても嬉しいですね。
    ありがとうございます。
    僕はこうして近況ノートやエッセイのコメント欄にねむこさんからメッセージをいただくと、カクヨムをやっていてよかったなぁという気持ちになります。

    確かに、他の方も見れてしまうコメント欄なので、やりとりが見られちゃいますが、それも含めて郷倉四季のアカウントだと思うので、
    ねむこさんが嫌でなければ残させていただければと思います。

    なんと言うか、こんな良い人に読んでもらえているんだよ、という自慢みたいな気持ちがあるので。
    僕はねむこさんにコメントや手紙のようなメッセージをいただけることが、本当に嬉しいんです。

    最近は、ねむこさんはこれ知っているかな? これについてどう考えるかな? という視点を持って、書いている部分があります。
    ねむこさんは、まるで小学生の頃の作文の書き出し「先生、あのね」みたいです。日記やエッセイを書く時、ねむこさんへ少しだけ心を向けて書くと、本当にすらすら書けるんです。

    よく分からない例えですみません。

    ヤマシタトモコや中学聖日記の話、初期の頃にしましたね。
    「潔く柔く」を勧めてくださったのも懐かしい。
    ねむこさんとのやり取りも、そう考えると歴史がありますね。

    今となっては、「潔く柔く」について倉木さとしも話題に出してくるようになりました。たぶん、読んではいないと思いますが。笑

    こちらこそ、本当にありがとうございます。

    そうですね。
    ぜひ、いろんな話をしましょう。
    尾崎世界観の「祐介」を買ったので、読んだらその話もしたいです。
    けど、そうですね。
    なぜか、よく喋っている気がします。

    ナポリタンおいしそうだなぁ、僕も作ってみようかなぁ。
    とか思っているからかも知れません。笑

    切り株ねむこさんへ感謝をこめて。

    郷倉四季より。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する