句柄が少し……だけではなく、暗いような気がする。
最初は、分かっていなかっただけなのか、それとも自身にとっては当たり前だったのか、はたまたスキルが向上した成果なのか。
最近気になり出した「句柄の暗さ」。
思い返せば、俳句を始めた理由が影響しているのかもしれない。
仕事での不満や怒り。小説のネタにしてやろうかとも思ったが、どうも上手くいかない。
「肋骨が折れたと思うので、明日一日休みます」
「ぎっくり腰になって動けないので、県外の整体に行きます」
こんなことを平気で言える部下がいる。それは社長の甥っ子でもあり、もちろん社長も知っているし、諦めている。
やり場のない気持ち。ただ悲観的なことも、俳句にすれば意外と悪くない。突飛な行動や発言も、少しだけ我慢出来ると、アンガーコントロールから始まった。
そんな負の感情からスタートした俳句。瞬間の美しさや煌めきなんて、無くて当たり前!
それに気付いた時、他の作家さんはどうなのだろうかと気になる。特にジャンルが「詩・童話・その他」になれぱ、何をモチベーションに、何を目的に、「詩」を書くのだろうか。
明るい世界なのか、それとも暗い世界なのか? はたまた主義や主張があるのだろうか?
そうやって見てみると、意外な発見があるかもしれない。
自主企画:ジャンル(詩・童話・その他)の本棚
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