第2回目にしてとうとう原作者様にバレた……もとい、コメントをいただきました勝手な妄想会、3回目に突入しました。
ああいった乙女心をくすぐられるセリフが書けるのは、やはりひとえに綾束 乙 様が積み重ねてきた経験があるからなのでしょうね。
男性がかっこいいだけでなく、女性が「強い」ので、男子から見てもなかなか魅力ある主人公が多いです。
女性視点でエロゲ―の男子に心惹かれることが少ないのと同様、その逆も意外と少ないんですよね…………男子は単純なので、可愛ければそれでいいっていう人も多そうなのに。
だが、この作品内の男子はそう単純ではないようで――――今日はそんな一筋縄ではいかないイケメンの3人目を見ていきましょう。
ディオス君について
体育会系のナイスガイ、ディオス君は描写される風貌も相まって、当初は一匹狼なのかと思っていましたが…………実は意外とマメな性格で、おそらく5人の中で一番気遣いができる人物。体育祭までの間のハルシエルの献身っぷりは必見。
特技は「気は優しくて力持ち(仮称)」
ラグビーとかやっていたら、今以上にモテそう。だが、意外にも本人は女子に対してあまり免疫がない様子。リオンハルトとは別の意味で高嶺の花なのかもしれない。
余談だが、ディオスはスペイン語で「神」を意味する。あなたが神だったか。
ディオスルートの考察
がっしりした見た目とは裏腹に、園芸とか料理とか家庭的な趣味を持ってそうに見える。そういった見た目と優しさのギャップで、よき夫になれそうな雰囲気になるのかなと考えています。
もちろん、その運動神経を生かしたヒロイックな活躍をさせるのもいいですし、その屈強な背中で甘い言葉を語ってもらうのもいい。
私のエムブレマー的イメージは、青獅子の学級のドゥドゥー。まさかの強面アーマーナイトである。はじめのうちはフェリクスっぽいかなと思っていたのですが、途中でガラッとイメージが変わりました。
なお、見た目が赤い髪に赤い瞳なので、外見はどっちかっていうと前回紹介したナンパ野郎シルヴァンにそっくりです。
彼は作中でも最大の身長(なんと2メートルオーバー)を持っており、デカいシルヴァンがドゥドゥーみたいにずっしり立っているところを想像すると、なかなか面白い絵面になりますね♪
一方でドゥドゥーは異民族――――それも、とある大事件にかかわった部族の出身で、作中では云われなき差別を受けたり、仲間からも敬遠されたりと、なかなかつらい立場にある。
それでも、主君である王子ディミトリを守ろうとする姿勢はとても立派。
そんな彼の趣味は家事全般と料理で、園芸や刺繍が得意など、見た目に反してメッチャ家庭的。
なんだかアーシェラみたいだ……