桃波灯火

別に何か買い物をするわけでもないのに、ついつい入ってしまう場所。それが、無印良品だ。

道具屋の監視人は、頻発する万引きを今日も見張ります。万引きするのは、エルフの女性、老いたトロール、人間の魔術師と、今日も多種多様でした。

「これだけ読めば小説が書ける」そんなエッセイを目指します。自分が学んだことを整理するために。何処かの誰かの役に立つために。それは、本当に分かりやすく、あっさり読み終えられる、非常…

桜神社のキツネや鬼の子が絵本を借りに来る不思議な貸本屋せしゃと。 今日は、借りた本を返しに来たら、いつもとは違うお客さんがいるようで……。

【KAC2023参加作品】 筋肉っ‼︎　肉‼︎　筋肉ぅっ‼︎

喉が渇いて水を飲もうと部屋を出た私は、真夜中だというのに出かけようとしているお祖父ちゃんの姿を見つける。まさか深夜徘徊？ 心配と好奇心がせめぎ合い、お祖父ちゃんに誘われるまま深夜…

KAC20234 参加 夜を歩いた時、こんな経験ありませんか？

　あの出来事（できごと）は、三月三日。今年と同じ金曜日だったと彼女は話し出した。深夜に彼女は犬の散歩をしていて…… 　小説家になろう、アルファポリスにも投稿しました。 　小説家に…

社会人の『俺』は嫌なことや悩み事があると、よく深夜に散歩に出かけていた。今日もいつものように散歩をしていると、思わぬ人に遭遇するのだった。

KAC20234です。 会話主体のお話です。 満天のお星様が見たい！ 星空を眺めながらの「散歩」って素敵だと思いません？　何が起きるかは知りませんけれど。 筆者は宇宙関係…

〝私〟を取り戻す大切な時間──それが、深夜のお散歩だった。 ©香居

今日の私はついてない。 気付けば私は、入ってはいけない場所に来ていた。不可思議な霧の魔物に暗い影。奇妙な光景に囚われそうになっている時に現れたのは、うさぎのぬいぐるみだった。

魔界にある貸本屋アオハル堂。 有償で本を貸し出している。 店員:ヒバリ きょうを読む人:サシャ KAC20232の参加作品です。

　ご都合主義な運に恵まれ、偶然迷宮入りと言われた事件を解決した過去を持つ女子高生　川端侑花。みんなの期待に応えなければという義務感ととある理由で、女子高生探偵を名乗ってはいたけれ…

我が家には同じ猫のぬいぐるみが二つある。 新しいぬいぐるみと古いぬいぐるみ。 同じぬいぐるみは全く同じぬいぐるみなのでしょうか？ 777字で読めるぬいぐるみが二つある理由を…

不器用なＡちゃんはぬいぐるみに想いを託して彼氏にプレゼント。 彼氏も受け入れて飾ってくれているけれど……。 Ａちゃんの不器用な想いは届いたかな？ 二人はこの後どうなったのかな？

少しずれた両親が与えてくれた、ぬいぐるみはとても生意気なやつだった。

IKEAのサメのぬいぐるみ。 私とあの子が出会った日の思い出について書きました。

転生したら憧れの玲香先輩のぬいぐるみになっていた。 清廉潔白に信奉していたご褒美に違いない。 だが本当にただのぬいぐるみだ。 身動きがとれない。五感があるだけ。 でもいい。 先…

忘れられない男と喋らない彼女。

これは私の実体験した、とある仕事の、それをやっていた時の私のお話です。 小説家短編賞用に書き上げたものです。

湖底に住む人魚の娘は、湖を訪れた一人の青年に恋をした。青年にはある目的があり、決して人魚を愛することなど有り得ないと分かっていても、見つめていられればそれでよかった――。

ぼったくりアンティークショップの店主イリスと、その友人であるアルファルド。そしてアンティークショップを訪れた客人の、時計を巡る物語です。

短編小説です。舞台は夏祭り。キツネの女の子と小学生の男の子の恋愛物語になっています。

世の中の多くを知り尽くした。 あとは死だけ。 死だけが望みだった。 いざ死を目前にした時、 初めてまだ生きてみたくなった。

公爵令嬢であるオレリア・アールグレーンは魔力が多く魔法が得意な者が多い公爵家に産まれたが、魔法が一切使えなかった。 そんな中婚約者である第二王子に婚約破棄をされた衝撃で、前世で公…