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食客商売-時代のこと

「ファンタジーでも、世界観とか時代設定とか、最低限のモデルはあってもいいじゃない」

では、食客商売の世界は、どこまで文明が進歩しとるんだろう。

現実世界に置き換えると、
1780年代~90年代半ば位だろう。
そう考えちょります。

世界があらかた冒険し尽くされてしまった時代。

騎士が城という城を梯子して、金品の類を略奪するついでに、囚われの姫に一発かますのが廃れてしまった時代。

主人にケツ穴開く口実に、やれ忠義だ御恩だ奉公だのと、喧しいサムラァイが食い詰める時代……たぶん。

なんでもこの時、日本では浅間山が「過激にファイアー!」して、天明の飢饉まっただ中。
タワーバトルチャレンジに使う骸には事欠かなかったそうな。

池波正太郎の「剣客商売」に登場した田沼意次は、
「おめーの席、ねェから!」とか言われて、から追い出されてしまいます。
その後釜はドケチのサダちゃん。もとい、松平定信。
そして、いよいよ到来するのが「鬼平犯科帳」長谷川平蔵の時代。

更にそれから、もうちょっとすると
フランス漫才……じゃなかった、
フランス万歳が始まるらしいです。

まさに苛烈!過激!大激動!
こーんな、ヤバいことだらけの時代を基に、食客商売の世界は、妄想によって構築されるのでした。

1件のコメント

  • こちらから失礼します。

    このたびは、拙作へレビューをいただき、ありがとうございます。
    秀吉に「二畳の茶室を作れ。断るなよ?」と言われた時の利休さん、きっと、貴レビューのように思ったことでしょう。
    そういう、拙作の肝を取り上げたようなレビューをいただき、たいへんうれしく思います。

    ありがとうございました。
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