• に登録
  • エッセイ・ノンフィクション
  • SF

武蔵野八幡宮の蕨手刀の謎(第三回角川武蔵野文学賞)

武蔵野八幡宮の蕨手刀の謎(エッセイ)
https://kakuyomu.jp/works/16817330649664676460

 第三回角川武蔵野文学賞の参加作品が完成しました。
 内容的には、東京武蔵野市吉祥寺の「武蔵野八幡宮」の蕨手刀(ワラビテトウ)と坂上田村麻呂の謎についてです。

 昭和3年(1928)武蔵野八幡宮の境内の大ケヤキの根元から蕨手刀が出土し、現在、市指定有形文化財となってます。
  坂上田村麻呂が蝦夷討伐の戦勝祈願した「武蔵野八幡宮」から、何故、蝦夷が使用していた蕨手刀が出土したのか、その謎について考察してみます。
 
 今回、文字数の都合で書けなかったのですが、蕨手刀の伝播ルートが出雲→長野→東北になっていて、出雲や古代吉備秦氏(物部氏)が蝦夷の反乱に一役買ってたんではないかと思われます。

 蕨手刀自体は砂鉄で作ったあまり質の良くない刀で、戦闘用というより、日常の狩猟(蝦夷の円墳の副葬品出土も多数あり)で使っていたと思われます。
 なので、徒歩のゲリラ戦、馬上での使用は無理やり使用していて、後に改良されて刀身の長い毛抜形太刀(けぬきがたたち、舞草刀)がメインで使用されたのではないかと思ってます。
 その後、これらの刀から日本刀が生まれて行ったのではと思う。

2020-06-04
欠けているランドパワーの要「馬」…蕨手刀と日本刀、そして阿弖流為の関係
https://tekkenoyaji.hatenablog.com/entry/2020/06/04/052124

舞草刀と白山神そして物部部族
http://wwr2.ucom.ne.jp/hetoyc15/hitori/hakusan1.htm


画像は「蕨手刀、平安時代の擦文時代(北海道)、8世紀、東京国立博物館蔵」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%95%A8%E6%89%8B%E5%88%80 

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する