僕は多くの場合でタイトルを最後に付けます。
で、超悩む。
悩むから何度も読み返します。
あなたは何を主張しているの? って自分が書いた小説に詰問するのは、ちょびっと心苦しい。けど、見付けてあげられたときは、ほっとするし、何しろ嬉しい。
もう、これしかない! 今日から君の名前は、『鼻の先に睨む火』だ!『焼畑に慈雨を』、『朝に道を聞かば』、『裂果』だ! ってw
逆に、何を書くつもりか、自分の中であまりにも明確にある時は、先に題名が決まることも稀に。いや、他の作も何を書くか、何が主題かはきちんとあって書いているんですよ。でも、稀に、生まれる前から名前を持っている作も居るんですよ。
『吉日』だったり、『週末深夜の君と踊ろう』とかがそうです。
その二つに優劣なんて、勿論ないですよ。
で、ここからが今日書きたかった本題なのですが。
僕の作に、ポップなタイトルを持つ作がないのです! というよりも、ポップなタイトルを冠すべき作が居ない、と言う方が正しいですね。タイトルだけなら、信義を曲げれば付けれてしまいますから。
一番ポップより? と自分で思えるのは『週末深夜~~』ですかね。『焼畑に~~』なんてポップさの欠片もないじゃないですかッ(気に入ってますよ)。
ポップな作品が書きたい! というのとはちょっと違うんです。僕の場合、ポップを狙って書いたら、きっと陳腐になりますから(ほらね)。
それでも、改めて自分の棚を見て、ポップなタイトルないなぁ、と気付き、びっくりしました。
と言うお話でした。ありがとうございます。