リュウ

一人ひとりに専用のＡＩがサポートする少し先の未来の話。 私は、灯台守の職を見つけた。前任者が亡くなったと言う。前任者をサポートしていたＡＩが私に仕事を引き継いでくれる。 その前任…

この街を出たい。田舎の住む者の願いみたいもの。都会には何かある、違う自分になる事を夢みていた。でも、都会の疲れたら、帰ってきていいんだ。

地下鉄のコンコースで、幼馴染の三人は暴れまくる浮浪者に遭遇した。子どもを助けるため、浮浪者と戦う三人。追い詰められた三人は別の世界へと飛ばされる。その世界で、見たモノ、聞いたモノ…

これは、近未来の話。世界中の国が戦争をやめ、平和になった頃の話。 僕は、旧市街へと向かっていた。今日から僕は、旧市街にある養護施設に入所する。もう働かなくてよい歳になったからだ。…

初詣を終えたふたり。付き合いってどのくらいたったのだろう。本当の自分を受け入れてくれたら、こんなに嬉しいことはないのでは……。

森の山小屋でのツララとユキの物語。静かに見てみましょうか・

一度きりの試験。再試験はない。僕は、そんな試験を受けている。でも、横の席の彼女が気にかかる。だめだ、試験に集中するんだ。僕の人生がかかっているんだ。

時が経ったせいで、何かを無くして、何かを拾っている。 あなたの心の中の白兎、居なくなってないですか？

目覚めたら、君が横にいる。二人でまどろむ時間は、大切。そんな、時を言葉で。

出社しようとしたが、二度寝してしまい、完全遅刻だ。あまり魅力は感じない会社。遅刻はしたくないし、どうしょうと思っていた。

近未来、平和ボケしている国も戦争に巻き込まれていた。あっと言う間に破壊される都市。僕はその破壊から逃げ回っていて。ある施設にたどり着いた。

時を掛けて、人は成長していくもの。でも、成長するスピードは異なる。大人になった時、もっと大人になった時、二人の時間が一致するかもしれない。

画家である僕の家に彼女を泊めた。朝、空を見ながら「僕だけの青を探しているんだ」と言った。小説家の彼女は僕が考えたこともない返事をくれた。

アルバイト先で駐車場の掃除を指示された。掃除をしていると子たちに出合った。 何処から来たかわからない子どもたち。これから、何処に行ったのだろうか。

僕は、美術の時間。 子供たちに”キリン”を描かせることにした。今までも、見たことのないキリンを。 想像力を鍛えるのに、いいと思うんだ。えっ、何がいけないの？

ある時、バラスと言うメタバースから招待状が届いた。僕を守ってくれるという。

青を探しに。微妙に違うこの世に存在している青。僕がほしい青を探しにいった。

「今日は、会社にいきたくない」と感じる。そんな時ってあるよね。出社時のある風景を切り出す。

十年余り前に、その頃の最新爆弾を投下して、勝利した。この度、心的エネルギーを使った武器が開発されるらしい。私は、調査を依頼された。

僕はある管理をするために雇われた。山奥の施設。そこは、あるコレクターにより、集められたモノだった。それは、人類に必須のものかもしれなかった。

新しい仕事で、なかなか良い睡眠を取れなくなっていた。疲れのため、突然、機能停止してしまう私。本を読もうとしていた時、寝てしまう。その夢の中で読んだ本の話。

彼が亡くなった。最後に交わした言葉、それは「俺は、あっちで生きるよ」だった。あっちとは？

格差が広がる一方の未来。底辺の生活から脱出するには、脱法ウイルスによる遺伝子書き換えをし、超人間になるしかなかった。裏組織に対抗するためヒーローが必要だった。

定年後、小説家の私、自由に作家活動をしているのだった。

脱線事故の夢を見た。止めたい。 今の幸せは、誰かの犠牲の上にあるものかもしれない。

咲き誇る桜を観ていたら、昔のことを思いだした。

記憶は、意志とは関係なく、刻まれてしまうもの。

記憶は、その人を支配する。愛する人を支配するには、わたしの記憶をタトゥーのように刻み込むの。記憶の上書きの出来ない男からの愛されかた。死ぬまでずーっと。

大学入学に当たって、イメチェンしようとめがねを買いにいった。そこで、出合ったのは、”特級検眼士”だった。恋人を探す手伝いをしてくれると言う。

美術学校の仲のいい三人の話。その中の一人が、”青”に納得しなかった。 三人で色を確認に行く。

会議の結論は「とりあえず、このままで様子を見ること」だった。それで、いいのか？

ある病室に移ってから「ハナサナイデ」という声で起こされていた。看護師に相談していると。

朝、目が覚めて着替えていたら、指のささくれが引っ掛かった。 痛さが、心の痛さも教えてくれる。 KAC20244お題「ささくれ」

「死にたい」と思っていた私に声をかけ、「美しいモノ」後世にまで残す「兎の会」に入会させられた。 KAC20243お題「箱」

お化けが出そうな家を探して、今日は内見。いい物件を見つけた。 KAC20242お題「住宅の内見」

眺めのいいところに住みたいんだ。マンションの内見、いいところを見つけた。 KAC20242のお題「住宅の内見」

大型ショッピングモールでの少女が彼と出会う話。少女は、物書きの素質がある。 『全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ』のお題に挑む作品。

【KAC20241】お題『○○には三分以内にやなければならないことがあった』 結婚を控えた二人、彼女が自動車免許を取得し、初ドライブでの事。

「死のうかな」と声が聞こえた。自分が呟いていた。なぜ、呟いてしまったのか？

2018年6月～12月まで、北海道三笠の山奥にある桂沢林道で警備の仕事をした。 ここで過ごした時間を僕の大切な時間として記録した。 どのジャンルか分からないので、今のところ”エッ…

友だちから、僕とそっくりな小説家の話を聞いた。真相を確かめに、その出版社に向かった。

高層階のオフィスで、仕事をしていた小夜子の前に、チューターとして教育してあげた直哉が現れた。プロジェクトの打合せだという。そのプロジェクトの人が不倫をしていると教えてくれた。

信号待ちで気になる彼女を見つけた。声をかけようとしていたら、暴走車が。 彼女を助けるのが、僕の使命だ。

準備が出来たとＡＩが、宣言した。 多分、それに従うしかないのだろう。

入院していた時、看護師に洗髪してもらった。その看護師の指の感触が、過去へと導く。

詩？独り言？呟き？……すべてを君に。

「もう、いいかな」と仕事に生きることに疲れた時、一枚のチラシを手にした。 それは、村への移住募集のチラシだった。私は、その村に向かった。都会や仕事に未練はなかった。

忘れ物を考えていて、大切なものを忘れて……。

どこかへ行きたい？ 誰と？ あそこに行ったね。 初めて書いてみた短歌。