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『ハーフ&ハーフ3』通信 VOL.01 と次回予告

 ごめんなさい。
 投稿時間を間違えました!9時スタートのつもりで19時予約してました。
 申し訳ないです。

 ハーフ&ハーフ3 『ロープレ編』いよいよスタートします。
 たくさんの人にお集まりいただき、ホッと胸をなでおろしています。
 このまま楽しいイベントになるよう、盛り上げていきたいですね。

 またこの企画は始まったばかり。
 参加してみようかな、なんて思ったら遠慮なく参加してみてくださいね。
 厳密には締め切りはないのですが、二週間後の第二回目までに投稿いただけるのがいいかと。

 それと、タグ付け『ハーフ&ハーフ3』と、作者マークの絵文字もお忘れなく。
 すべては参加者同士で読みやすくするための工夫ですので。

 キャラクターの大雑把なアウトラインから、どんなキャラクターが生まれてくるのか、どんなストーリーになるのか、
 まぁまたしても実験企画ではありますが、楽しみで仕方ないです!

 あと、今回は参加者も多そうなので、別ノートで交流と感想の投稿をしていただこうかと。
 そこにはタイトルと登場人物も載せる予定。

 ということで、まずは参加してくれた方々に心からの感謝を。
 そして早くも次週のお題予告を!


第2回目のお題キャラクター『やたらドラマチックなお婆さん』


「お客様にだっていろいろな事情がありますからね……」

 天使の笑みを浮かべて上役はこう告げた。

「……大事なことは彼らの声に真摯に耳を傾けること」

 それから目の奥に悪魔の炎をちらつかせて続けた。

「そして右から左に聞き流してください。同情は心を抉る鋭利な刃物、引きずり込まれると抜け出せなくなりますよ」

 同情。この商売の大敵は確かにそれだ。
 ある時は涙を浮かべ、ある時は袖に縋りつき、自分がいかに大変なのかを訴えてくる。 
 それは悪魔のささやきも似て、巧みに私の心の中に入り込み、ともすれば涙を誘ってくる。

「いいんです。そういうことなら返済を待ちましょう、ええ、大丈夫ですよ」
 なんて言いたくもなってくる。

 だがそんな時に限って、見てしまうのだ。
 にやりとした狡猾な笑みを。唇からチロリと除く蛇の舌先を。
 
 特に今回は気を付けないといけない。
 今回のお客様はお婆さん。
 巧みな話術と迫真の演技で、いつの間にか自分の劇場に引きずりこむモンスター……もといお客様なのだ。
 手の内が分かっていてもなお、気づくと彼女に同情してしまいそうになる。
 
 かくしてわたしは憂鬱をずるずると引きずりながら、今日も顧客のもとに足を運ぶのだった。

 ~お題ここまで~ 

 ※いくつかのフレーズを繰り返して使っています。
  人物紹介の枕としてこのパターンで行くつもりです。
  が、もちろん前半パートは自由にアレンジしてオーケーです。

 ジ○リなんかでも魅力的なお婆さん、迫力あるお婆さんって多々いるじゃないですか。
 今回はそんなお婆さんキャラクターに挑戦です。 


 追記
 で、今回も自分でも作品参加しようと思っております。だって楽しそうだし、なんか一人ぽっちみたいになるのは嫌だし。
 お題主ではありますが、条件は皆さんと一緒です。まっさらの状態から始めます(笑)

39件のコメント

  • 最終回用に良いアイデア思いついた!
  • 分かりました、聞きましょう!
  • 最終回まで内緒です。
    気づかないと思ってたのに(笑)
  • あわよくばポロッと言ってくれるかなと思って(笑
  • 残念なお知らせ。
    良いアイデア、霧野さんに先を越されてしまった。

    そう、ラストの追加エピローグ、実は回収人もまた回収される側だったというお題を考えていたのです。

    狩る側が狩られる側に回る、そこにびっくり展開があるだろうと。同時に回収人の人柄や過去が浮かび上がるという、スペシャル構成だと密かに考えていたのですが、霧野さんに読まれていたのかも(笑)

  • さすが霧野サマ!
    簡単にラストを決めさせないように、精神的にも鞭を打ってきましたね(笑)
  • ビシっとね。
  • 霧野さんに先を越されたと牽制しつつ、本当のアイデアを温存してる関川さんの図 ってことでOKですか?
  • いや、なけなしのアイデアが先取りされてしまい、すでに魔力枯渇という状況です。
  • みんな、関川さんにちょっとずつ魔力を分けてあげて!
  • もっと言うなら具体的なアイデアを!
  • え、最終回用のアイデアですよね?
    公募して公然となったら本末転倒じゃないですか笑
  • 採用したアイデアのコメントは速攻で削除してしまおうかと。
  • あとはその日まで心の中に書き留めておけば、いけるんじゃないかなぁ。
  • それより自分で書いておいてなんだけど、ドラマチックな婆さんってなに?いざ書こうとして完璧アイデアに詰まりました(笑)
  • ドラマチック:形容動詞。人の心を奪い、心を揺さぶる激しい有様。

    婆さん:年老いた女性の敬称

    ドラマチックな婆さん:人の心を奪い、心を揺さぶる年老いた女性
  • やっぱり悠木さん、上手いですね!
    面白くてぶっ飛んでいるのに、色々繋がっていて凄い。しみじみ思いました。
  • これぞまさにドラマチック婆さん回!
    私も若き日の思い出が走馬灯のように、メリーゴーランドのように、めくるめく青春の思い出に溺れそうになりました。
    これ消した方がいいの?
    消して大丈夫ですか?
    まさか本命がもう一本あるとか?
  • 一応消しとく。
    こっちでもバックアップ取ったので万一の時は言ってくださいね!
  • あ、消しといて下さってありがとうございます笑
    前回のテンプレ利用して即興で書いたんですけど、そこそこいけそうなので本気で来週用に使います。
    涼月さんは見た記憶を封印して下さい笑
  • バックアップ取っていますので、関川さんが取ってくれたバックアップは破棄して大丈夫です٩(ˊᗜˋ*)و
  • 了解です。
    それにしてもあの頃はまたカオスでしたね。ハーフ&ハーフはまた違った形で創作を楽しめております。
  • 個人的には告解室の厨二SSの頃が一番楽しかったな、と。
    過ぎ去りし日々の大切な思い出。
  • しかし中2の呪いは解けないまま。
    まぁあの頃はまた、それこそ呪われたようた書いていたような。
  • 厨二は呪いじゃなくて生き様ですからね!
    魂に刻まれた在り方ですからね!
    周囲に熱のある仲間が多かったから、同じく呪われたように書いてました。
  • 確かにね。創作に必要な原動力とか妄想力は、頭でっかちな中学生くらいのものが面白いんでしょうね。現実に染まるとつまんないことばかりだしね(笑)
  • うふふ。見ちゃった(笑)
    ちゃんと封印しておきます。

    関川さんが思っていらしたラストのお題だったら、私はどうにもならなかったかもしれません💦 本当は死神じゃ無いとか言い出さなければいけなかったかもと思いました(笑)
     助かりました~
  • 最終回用を考えてみました。
    ①ラストは回収ではなく、回収先の開拓にして永続感を出して終わる
    ②ラストは回収ではなく、排出・還元・寄付・投資などで終わる
    ③ラストは回収ではなく、納先(上司)との戦い・決別などで終わる
  • ありがとう!
    もう投稿作のベクトルが様々ですからね。
    その最大公約数を目指すと、①が良さそう!
    エピローグとして追加なら③が面白そう。
    ②はすっきりエンディングにつかえそうだなぁ。

    なんか種を植えてもらえました。
    考えてみます!
  • そうそうSSでは愛宕さんとこの大地黄金シリーズは面白かった。カオスで。
  • よし。婆さん回はかけた。
  • 関川二尋はここで筆を置いた。
    『これで、みんなと混ざってドラマチックなお婆ちゃんを楽しめる』
    やり遂げた思いで感慨無量だった。
    そして迎えたドラマチックお婆ちゃん当日。
    『あれ? もしかして俺、次のお題考えて……ない……?』
    やっちまった思いで放心状態だった。
  • 『あれ? もしかして俺、次のお題考えて……ない……?』

    まさにそうだ。
    だが日本のコトワザにこんな美しい言葉がある。
    【でたとこ勝負】
    なになんとかなるさ。明日には明日の風が吹く。
    今は書き上げた自分を褒めてあげよう。明日から本気出せば、きっとなんとかなるはずさ!
  • 俺の締め切りは明日。
    お題、ノート二つ、自作の投稿。
    意外とやることが多いな。
  • 整いました。
  • ハーフ&ハーフとかけまして?
  • 本場関西のお好み焼き、とときます。
  • その心は (*´∀`*)
  • どちらもコメが必要です。
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