カクヨムコン8が始まって、もう一週間。
ランキングもでたね(`・ω・´)ゞ
激戦区の異世界ファンタジーで、エンジョイ勢だけど、一応はチェックしている笛吹ヒサコです。
タイトルにもあるけど、私の参加作品『マクシミリアン 〜鳴らない鈴の音色は〜』
https://kakuyomu.jp/works/16817139558986529344 では、書いたら蛇足にしかならない細かすぎる設定が多くありますので、近況ノートでちょいちょい披露していくことにしました。
『マクシミリアン』を簡単に紹介すると、顔も覚えていない両親の死の真相を知るために男の話。
すでにご存知の方もいますけど、別作品の『ジャスミン』と『いかカノ』と同じ世界が舞台になっています。単体でも読めるはずです。特に『ジャスミン』の五年後ということで、共通する登場人物が何人かいます。主人公のマクシミリアン・ヴァルトンもその一人。
なのですが、多分細かすぎて誰も気がついていないだろうけど、前回の『ジャスミン』のときと、若干名前が変わっている人もいて、マクシミリアンもその一人。
五年前までマクシミリアン・フィン=ヴァルトンだったのに、今ではマクシミリアン・ヴァルトン。
同様に、ジャック・フィン=ヴァルトンが、ジャック・フォン=ヴァルトン。
細かすぎるのに、こだわっちゃった設定なので、本編で説明しようとすると、どうしても脱線するやつです。
ヴァルト王国の王族には、“フォン=ヴァルトン”と“フィン=ヴァルトン”と“ヴァルトン”がいますよって話。
すでに、フォンといえば貴族の称号だよねって知っている人はたくさんいると思うけど、私はそこに独自の設定を加えて、フォンが王の称号で、フィンが直系あるいはそれに準ずると認められた王子の称号、それ意外は称号なしのヴァルトン姓を名乗るということにしました。
もともとフィンは王位継承権のある無しだったけど、無冠になったマクシミリアンに王位継承権がなかったら、まずくいよねってことで、直系で継承権が優先される称号にしました。
なので、『マクシミリアン』でフィンの称号もちは、ジャックの息子のアーサーとフィリップのみで、マクシミリアンの王位継承権は彼らの次。
マクシミリアンは、ジャックが国王になったのと同時に自らフィンをはずしてます。(このあたりで、ジャックがまだ早いから、せめて子作りに成功してからにしてくれと、揉めている。従兄だけど、ジャックには兄も同然なので)
アーサーとフィリップはまだ幼いので、ジャックが世継ぎだと公表するまでは、どちらが上というのはありません。ただし、世継ぎを指名する前にジャックがいなくなると、マクシミリアンが擁立したほうがフォンの称号を継承する形になるかな。まぁ、そうはならないんだけど。
ちなみに、王女には称号はありません。
女性には王位継承権がないので。
今作の主な舞台になっているヴァルト王国では、女性に人権はあるけど、社会的地位は男性に比べてまだまだ低いです。
だから、アンナさんが時の人になっているし、コーネリアスが彼女に結婚するように口うるさかったのも、夫という後ろ盾があったほうが安泰だと常識的に考えたからなのです。
ちなみに、アンナという名前は王国ではよくある名前で、通りで呼べば、一人二人は振り返ると言われているほど。なぜなら初代国王ロバートの妻の名前が、アンナだからです。
ヴァルト王国の女性問題は本編でも折に触れて書いていくつもりです。
なんか脱線し始めたので、自作語りはこのあたりで!!
第二回は、神なき国の宗教観でも語りたいなぁなどと考えています。王国民は決して無神論者とは限らないので、そのあたりを語りたいなぁ。
(あ、じっくり読む系異世界ファンタジー『マクシミリアン』、お楽しみいただけたら星などでご評価してくださると幸いです)
ではでは。