少し秋めいてまいりましたが、また台風が来るとか来ないとか。
日本列島、安定しない秋空ですね。
金木犀の香りも未だですし、どうなってるの秋?!と叫びたくなります。
この度は「狸のあだうち」をお読みいただき、ありがとうございました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891120970 いただいたコメントを心の支えに、皆様に後押しされてノリノリで突っ走ることができました。
レビューやハート嬉しかったです(^^v
たった1万字弱の短編ですが、なぜか10万字ぐらい書いた気分です。
江戸時代の男色・衆道の物語を集めた名作、井原西鶴の「男色大鑑」武士編<傘もっても濡るる身>のスピンオフのつもりで書きました。
昨年、現代語訳が文学通信社さんから出版されましたね。
この<傘もっても濡るる身>はタイトルからしてエロエロですね。
原作は短いながらも壮絶な物語です。
「男色大鑑」の中でも、たぶん1、2を争う人気ストーリーですので、勝手にプレッシャーを感じつつ書きました。
狸目線から見た衆道の悲劇となっています。
昨年から「男色大鑑」を本編とは違った目線や主人公にして、スピンオフ風小説を書くことにハマってしまいました(^^;
当時の文化・風習、人々の息遣いを伝えてくれる、古典文学っていいな~楽しいな~と思う今日この頃です。
(原文は読みこなせないですが。。。)
ちなみに井原西鶴の原作では、小倫ではなく<小輪>です。
同じく「男色大鑑」から 泊瀬光延様の西鶴新お伽草紙
「嬲りころする袖の雪」名作です。
衆道小説好きな方々に超お薦めです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890371989