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「完結」妖怪画集第五十一頁【うわん】

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『うわん』

・出現地域:青森

 廃屋の塀から、お歯黒をした三本爪の鬼が、人を脅かす様な姿勢で声を出している姿で描かれる。(お歯黒であるから既婚女性だと言う訳では無く、昔は公家や武家の男子もお歯黒をしていた)
 古屋敷に住み着き、姿は見えぬが住人を驚かせるという。



読了ありがとうございました。

鳥山石燕の作品はここからも、『|今昔画図続百鬼《こんじゃくがずぞくひゃっき》』、『|今昔百鬼拾遺《こんじゃくひゃっきしゅうい》』、『|百器徒然袋《ひゃっきつれづれぶくろ》』、と続いていきます。
『画図百鬼夜行』に漏れた妖怪達は桃山人の『絵本百物語』や様々な妖怪絵巻に収録されていますので、まだまだ終わりは無いなと思います。

いずれまた続きを書いてみたいです。

最後に、
妖怪とは伝聞の存在です。
拙作を通してより広く伝聞される事で、現代にも妖怪は蘇ると思っています。

その為にもカクヨムコンで結果を残したいです。
レビューや感想、ブックマークもお待ちしております。


             



https://kakuyomu.jp/works/16817330663885525481/episodes/16818023212966384003

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