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妖怪画集第四十八頁【赤舌】

『赤舌』

 凶兆を示す妖怪であるとされる。
 黒雲から大口を開けた顔を出す、鋭い三本爪をした毛に覆われた獣の妖怪。舌が大きく、その全貌はいずれの妖怪絵巻にも描かれていない。
「化物づくし」「化物絵巻」「百怪図巻」等の妖怪絵巻に見られる『赤口』という妖怪をモデルに鳥山石燕が描いたとされる。
「画図百鬼夜行」では水門の上に描かれているが、その理由はハッキリとしない。

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