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妖怪画集第四十頁【わいら】

『わいら』

 這いつくばった様な姿勢で、両手にそれぞれ一本のカギ爪のある牛の様な体で描かれる。その殆どが下半身の隠れた姿で描かれている。
「|畏《わい》」とは怖いという意味である。
 解説がない為に正体不明の妖怪。
『百怪図巻』『画図百鬼夜行』のいずれでも『わいら』と『おとろし』が順に描いていることから、「恐い(わいら)」「恐ろしい(おとろし)」と二体で一対の妖怪とも言われる。

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