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連載作品『ダントン先生の憂鬱な夜明け』について

 ぶったるんどるウルルッルルrァアアァァァァァア!!

 ええ、若干の中だるみを見せておりますわ、ダントン。

 だってテロリストに占拠された刑務所を州軍特殊部隊が包囲しているところに単身潜入し、見張りのチンピラと公案(禅問答ですね)について語らっているのですもの、これは「時間よ止まれ」的な秘密兵器でも持ち出さない限り脱出するテロリストの全隊と遭遇しかねませんわ。

 つまり作者はアホなのかと。

 チンピラひとりに公案だの各宗教の相違点だのを説いているひまなどないのですわ。全受刑者(作中は『囚人』となっていますがこちらの方が適切ですね)、それから全職員、みーんな、ぜーんぶ、人質ですのよ。テロリストにとっちゃ殺し放題なのですが、ある程度絞り込まないと人質の個の力が薄れる。——え? 何もヤヴァイことはいってませんよ?

 そこでスピード感、疾走感が倍化して求められているのです。

 できればアシスタント的な方に逐次的にここはこうでそこはこう、と見ていただきたい所存です。もう一作の『すきとおれ』もセットで。

 今日はそんなところですわ。
 みなさまにもよい日和がありますよう。
 
 在主

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