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年頭所感

 大晦日は深夜から二時間ほどかけて『たのみごと』という掌編を書いていました。というに31日から描き始めた年賀絵が間に合わないと悟ったからです。ええ遅すぎます何もかも。
 
 さてその『たのみごと』。『ねがいごと』ではありません。特定の誰かが特定の誰かへ、具体的なことを依頼する。干支を題材に取るなど新春小説っぽさを残しつつ、まるで新年の喜ばしさの片鱗もない掌編に仕上がりました。

 ツイッターはクライアントを消しました。アカウントは残ってます。いつでも戻れますが、今は少し、と。
 
 明日、1/3は亡くなった妻の誕生日なので妻の実家でささやかな祈祷会を開きます。

 自分の趣味は多い方だと自覚しておりますが、なかでも金のかからねえのが小説と短歌、そう感じています。フルートやギターは防音がどうとか機材がどうとか、カメラはレンズがどうとか現像がどうとか、居合は刀身がどうとか拵えがどうとか、車やバイクはガスや税金、料理にしたって自炊はお金がかかり、旅は旅費、煙草は煙草銭、酒は酒代。

 とにもかくにもお金ばかりが飛んでくのが道楽という代物。
 ただ古いWordにカチャカチャとキーボード叩くだけで完結する趣味、小説や随筆、その他詩や童話、なんとも安上がりではありませんか。

 でもね。

 一つのことに没頭するの、疲れる。
 音大でピアノ専攻だった妻は生前、『そんなにアレコレするからどれも中途半端なのよ』と諫めてましたがまあその通りなんで『確かにその通りだけど、おいらアレコレしたいんよ』とブー垂れてました。

 せめて効率よくアレコレしたらいいのでは、と一瞬思いましたが、遊びなのに攻略本通りにやって、間違えたらまた攻略本の指定するように進めてゆくのはただの作業なのでイヤなんですよ。
 
 よって『年頭所感』といっても抱負も語らなければ振り返りもしない、まったくもって遊びじみたことし最初の近況ノート、お読みいただきありがとうございました。















 










 ごめんなさい12年前の年賀絵の名前と日付変えただけの画像です申し訳ありません。

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