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一周年記念作品【天翔ける街】

 私事ですが、本日8月22日をもちまして、創作活動一周年を迎えました。私が“棗颯介”として作品発表を始めて今日でちょうど一年ということですね。
 思えば一年前の今日、私は何を思って小説の投稿を始めようなどと考えたのでしょうか。いろんな作品を書き続けてきたせいか、始まった時の思いをもうあまり覚えていません。その時の私は精神的にかなり追い詰められていて、でもそれを誰かに共有することもできなくて、行き場のなくなった思いを何かの形で吐き出したかったことはなんとなく記憶しています。
 そうして有難いことに多くの方の応援をいただき、いくつかのご縁にも恵まれて今日この日を迎えました。いつも拙作を読んでくださる方々には本当に感謝しかございません。ありがとうございます。

 既に公開されていますが、一周年記念として執筆しました拙作【天翔ける街】について。
 一周年の節目に何か普段とは一味違うものをお届けしたいなという欲が七月ごろに出始めてプロットを書き始めたのですが、どうせやるのなら今までやらなかったことに、一つ新しいチャレンジをしてみたいと思い、5人の主人公が繰り広げる群像劇という形でシナリオを構築しました。
 そして群像劇を書くと決めた時点で、舞台を『池袋』にするのも私の中では確定事項でした。というのも、私が池袋の街に住んでいるからです。

 皆さんはライトノベルの【デュラララ‼】という作品をご存じでしょうか。私は普段ライトノベルをあまり読まない方なのですが、こと【デュラララ‼】という作品に関しては、どうしようもなく人生を変えられました。池袋という実在の街を舞台に群像劇で繰り広げられる非日常のストーリーに、当時中学生だった私は完全に虜になってしまったのです。
 “もしかしたら本当に池袋の街にはこんな非日常があるのかもしれない”、と思うほどに。もちろん今この池袋の街に住んでいて、そんな非日常は一度も体験したことはないのですが。
 しかしあれは私にとって、価値観を大きく変える出来事でした。小説という媒体の中で最も影響を受けた作品かもしれません。

 だからこそ、今回一読者ではなく作者として池袋が舞台の作品を書くというのは、私からすると大きなチャレンジでした。どうしたって自分の中には【デュラララ‼】という大きなウェイトを占める作品があって、おそらく今の私がどう頑張ったところで自分の書く作品はそれには及ばないわけです。
 最後まで書き終えている今も思いますが、やっぱり敵わないものには敵いません。努力も経験も知識だって圧倒的に足りないんです。

 でも今回のチャレンジが無駄だったかと言われればそんなことはないと思います。むしろここからどんどん良くなっていくんだろうなという予感しかないです。“棗颯介”は生まれてからまだ一年しか経ってないんですから。リアルな人間に例えるならようやく寝返りをうってハイハイができるようになる程度の時期です。

 兎にも角にも、今の私ができる精一杯と好きを詰め込んだ【天翔ける街】、お見苦しいところもあるかもしれませんが是非ご一読いただきたいです。
 そして二周年にはこれ以上の作品をお届けできるよう、一意専心作品作りに取り組んでいく所存です。

 それでは、また近いうちに。

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