清瀬 六朗です。
11月3日の「文化の日」から「塞翁が馬」まで近況ノートを更新していなかったのですが。
『ハロウィン・パーティー』が完結して、現在は『しあわせな誕生日』を連載しています。
『荒磯の姫君』の外伝(現代篇)が『夜風』で、その『夜風』の外伝にあたります。
また『日本史研究室の午後』の関連作で、同じ人物が登場します。
作品内の時系列で言うと、『日本史研究室の午後』の一年半ぐらい前の物語、ということになります。だから、『日本史研究室の午後』に大学院生として登場する結生子さんがまだ学部生だったりします。
関連作をたどると、相互にどこかで何かの要素はネタバレするのですが。
今回は、『しあわせな誕生日』から『荒磯の姫君』の重要なところがバレるということはありません。
『夜風』に対しては、結生子さんの前の職業(にかんする噂)がバレたりしますが……。
基本的に、あまり気にせず、どの小説からでも読んでくだされば嬉しいです。
そして。
ついに、今日の掲載分で、『荒磯の姫君』シリーズの「海の底の主役」である「あの生物」が登場しました!
……って書くほどのことじゃないですけど。
もともと食材としては「冬の味覚」なので、今回は季節に合っているのではないかと思います。
いつも登場人物に嫌われる、それもいつも見た目で嫌われてしまうというひどい役回りです。
今回は、本人は登場しないのに写真だけで嫌われてしまうというので、これまでにもましてひどい扱いですね。
ナマコ権侵害なのではないか、というところですが。
それでもこのシリーズの「海の底の主役」なので、好きな人は見るのも食べるのも愛好してくだされば、と思います。
ワインに合うかどうかは、私にはよくわからないですけど。
それでは。