清瀬 六朗です。
ハロウィンの翌日は万聖節で(というか「万聖節イブ」がハロウィンで)、その翌日は万霊節で、で、その次が文化の日です。
月日が経つのは速いもので。
『空飛ぶクジラ』完結しました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649060061809 この作で第3回角川武蔵野文学賞に応募しました。
よろしくお願いします。
以下、『空飛ぶクジラ』についてのネタバレを含みます。
この物語を思いついたのは、1日の近況ノートに書いたとおり、昭島市の「アキシマエンシス」に伺ったときです。
昼食を食いっぱぐれていたので図書館裏手のカフェでサンドイッチをいただき、そのあと、図書館内で上映されている映像を見ていたら、「昭島の海にクジラが泳いでいるところを再現したい」と語っている中学生の方の話が出て来ました。
現在だから、骨格から再現してCGで「クジラを泳がせる」ことができるのですが。
これが1990年代だったらどうだろう、ということを考えていて、ふとこのお話を思いつきました。
ちなみに「アキシマエンシス」というのはそのクジラの学名(の後半)です。この学名がついたのは最近なので、「おれ」と小菊の中学時代にはこの名まえはまだありませんでした。施設としての「アキシマエンシス」もまだなかったはずです。
あと、昭島市は福生の隣の市、そして福生と言えば大瀧詠一……と考えていたところ、「空飛ぶくじら」という曲があった、ということを思い出しました。
もっとも、大瀧詠一の「福生45スタジオ」の所在地は瑞穂町なのだそうです。
スタジオ名も「福生」ですし、「FUSSA STRUT」(フッサ・ストラット)とついた曲もあるので、「福生」と言ってよいと考えました。
それで!
完結したのは『空飛ぶクジラ』だけではなく。
『ハロウィンパーティー』
https://kakuyomu.jp/works/16817330648463049407もハロウィンから遅れて完結しました(明日、「あとがき」を掲載します)。
ありがとうございました。
それでは、またよろしくお願いします。