色々と悩んだのですが、『雌鹿』を一時非公開にいたします。実はあと2エピソードぐらいで終わる予定なのですが、どうしても現在、多くの人が沿道を埋め尽くす、マラソンのシーンをかけそうにありません。
日本では収束に向かいつつあるコロナ禍ですが、イギリスはすでに第二次大戦の空襲で亡くなった方を超える人数の方が犠牲になっていてなお、収束の兆しが見えていません。
そのままにしておくことも考えたのですが、『ネコばあさん』が4月に出版されたこともあり、私の小説にしては珍しく多くの方が読みにいらしてくださっています。「ここまで読んだのに先が全然更新されない」という状態をできれば避けたく思います。
ここまで一緒に読んできてくださったみなさまありがとうございます。非公開にするだけで話を終わらせることを諦めたわけではありませんから、少しゆっくり見ていてくださると本当にありがたく思います。