星町憩

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_lacybell
きっと美しい宝石(物語)になる。
私自身が鉱物系が好きで、こちらを見つけた時、まずタイトルに惹かれました。読んでよかったなと思っています。続きも楽しみ。 文章自体は、少しまだ書き方に慣れてないのかな？という印象を…続きを読む

★★ Very Good!!

結晶の子／
稲葉郁人

すべて、頭の中も、彩りも、真っ白になるような鮮烈な愛。
　真っ白な苺、それは本文中で出てくる印象的な背景だ。私はそこに、ダブルヒーローの一人（誰とは言うまい）の鮮烈な愛の姿を感じる。あれはきっと、彼そのものの姿だった。 　この作品の魅力…続きを読む

★★★ Excellent!!!

百合の香りがする。青い蝶が見える。何度でも、何度でも。
　幻想的で叙情的な言葉選びと物語の構成に溜め息が出た。なんどもなんども読み返してもきっと満足しきらない、優しくて、泣きたくて、綺麗で静かな物語がそこにはずっと揺蕩っている。「END…続きを読む

★★★ Excellent!!!

少年は旅立つ。相棒は旅好きのするハープ。今日も世界は、綺麗だ。
　吟遊詩人として旅立つ少年ヘラ。彼のどこか抜けた夢見心地な優しさが、とてもあどけなくてかわいらしい。そんな彼の門出を見送る家族の愛も愛おしい。 　ヘラは歩いて歌を歌う。相棒は旅好き…続きを読む

★★★ Excellent!!!

青く煙る確かな愛。凛として、月光下俯く薔薇の愛。
　この物語を読んだ私にとって、誇り高き天空人エレオノーラは薔薇の花、地球人ハイメは土、アンドロイドのジュリアンは庭師である。 　美しいクラシックが涼やかな月光の下、聞こえてきそう…続きを読む

★★★ Excellent!!!