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【魔導士物語】第九話「夜伽(よとぎ)」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818093073064219481

そんなわけで、第九話です。

はい、最初に断っておきますが、今回18禁の描写はありません(悲報)。

マグス大佐に関する噂話ですが、帝国内で広まっているのは、主に彼女のあり得ない武功についてです。
大佐は帝国の英雄ですから、この辺が誇張されて語られるのは当然ですね。
もちろん、彼女に関するけしからん噂も語られていますが、それはあくまで裏の話で、表立ったところで口にしたら、とんでもない目に遭ってしまいます。

一方、ケルトニアや王国では、大佐は畏怖と憎悪の象徴ですから、かなり酷い噂がまことしやかに語られています。
その中でも有名なのは「マグス大佐の尻には尻尾が生えている」というもので、これは彼女が「魔女」という二つ名を持つことからの連想で、悪魔の血を引いているという意味です。
あとは、大佐が淫乱であることを最大限に誇張した噂が多いです。
彼女が旺盛な性欲と、やや変態的な性癖を持っているのは事実なので、これは自業自得とも言えます。

なお、本文ではあえて触れていませんが、エイナが出ていった後、耳年増なシルヴィアは、
「今ごろエイナは大佐に、あんなことやこんなことをされているに違いない!」
と妄想し、悶々としています。
毛布をかぶってゴソゴソしたいたのは秘密ですので、その辺は生温かい目でスルーしてあげてくださいw

大佐がエイナを呼び出した目的は、本文を読んでいただくとして、この理由は作者的に非常に気に入っています。
伏線は張っていなかったので、絶対に意表を突いたと思っていたのですが、読者様のお一人が見事に感づいていました。
もう脱帽です。もう少し作者に気を遣っていただきたいものですw

あ、それと蛇足ですが「禁則事項」は、もちろん「涼宮ハルヒの憂鬱」の朝比奈みくるちゃんからいただいていますw

さて次回は、いよいよ大佐が王都リンデルシアを訪問します。
(白城市と王都は、馬車で一日の距離しか離れていません。)
マリウスやレテイシア女王と、マグス大佐の対面にも興味が持たれるところです。
そんなわけで、次回をお楽しみに。

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