https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139558914661142そんなわけで四十三話です。
■マグス大佐率いる帝国軍と王国第一軍の戦いは、塹壕戦から始まり、白虎の参戦で帝国軍が大打撃を受けます。
帝国軍はおよそ一万人以上の兵を失い、その中には例のひよっこ魔導士が多数含まれていました。
その結果、白虎ラオフウに対しては魔法攻撃が無意味であること、その反面、防御魔法は一定の攻撃回数を耐えることができることが判明しました。
これは帝国軍にとって、きわめて重要な情報です。
■本文中、興奮したマグス大佐がラッセル大尉の名前(ライアン)を呼ぶ場面がありましたが、これはちょっとしたおふざけです。
ライアンという名前は、文字どおり〝ライオン(獅子)〟から発生したもので、レオンも同じです。
何のこっちゃ分からない人は、レオン・ラッセルでググってみてくださいw
マグス大佐は、自分の部下を名前で呼ぶことが多いのですが、上官の前ではちゃんと姓で呼んでいます。
■さて、マグス大佐の狂気じみた突入により、戦いは真のクライマックスを迎えます。
彼女は大魔力を消費する爆裂魔法を放った直後で、若いころだったら、そのままぶっ倒れていたはずです。
現在は爆裂魔法のあとでも、巨大なファイアボールを放つ余力を持っています。アラフォーでも成長を止めない、まさに魔女だと言えますね。
そして、満を持して登場した〇〇〇〇〇〇ですが、その身にある異変が起こります。
どこかで見た現象ですが、一体?
■次回は一度にいろいろなことが起こり過ぎて、眩暈(めまい)が起こりそうな展開となります。どうかお楽しみに!