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【幻獣召喚士3】第六話「報告」を掲載しました

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【幻獣召喚士3】第六話「報告」を掲載しました

そんなわけで第六話です。

■もう前回でこの話がどう進んで行くか分かっちゃっていますが、当然ユニはミノスが読みたがっている本の捜索に(無理やり)引きずり込まれていきます。
 一応、それがメインストーリーになるわけですが、それは話の体裁を整えるためのフェイクみたいなものです。
 この章の本当の目的は、ロゼッタが蒼城市に来てある人物と会うことにあります。
 それが何を意味するのかは、章の最終話までのお楽しみですが、これも次の最終章に向けての仕込みとなっています。

 そのため、本の盗難事件自体は大して凝った謎ではなく、割とあっさり解決されてしまいます。

■フロイアとグァンダオの関係は結構面白くて、グァンダオはフロイアに頭が上がらないところがあります。
 彼の言動はぶっきらぼうですが、根は紳士なので〝お嬢〟であるフロイアには敵わないのですw
 四帝が転生することなく神獣に吸収されてしまうのは、実を言うと龍の特性によるもので特別なことではありません。
 その現象が龍だけでなくウエマクやラオフウにも起きるのは、前章で明らかになったようにウエマクが細工したためです。
 それは王国に高次元の幻獣を〝神獣〟として縛りつけるための餌なのですが、アリストアは早くもそれを看破してしまいます。

 だからといって、王国の体制がどうこうなるわけではないので、ぶちゃけこの件は特に進展しません。

■そんなわけで、次回は大方の予想どおり、ユニが盗難事件に巻き込まれることになります。
 どうかお楽しみに!

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