https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927862099778204そんなわけで第五章「龍の依頼」の最終話です。
■マグス大佐とオーランドの関係は、大体想像がついていたと思います。
二人が出会ったのは、それぞれが養成機関を出たあとに放り込まれた配属前の最終訓練所です。
ここでは極めて実戦的な戦闘訓練が行われるほか、軍隊内のさまざまな決まりや、規則にない習慣、礼儀などを叩き込まれます。
したがって、一般兵も魔道士も関係なく、単なる新兵としてしごかれました。
二人は同じ中隊に配属されますが、階級はまったく違います。
魔道士である大佐は、准尉(少尉の下で、士官としては最下級)の階級で、中隊付魔導士という立場でスタートしています。
一方のオーランドは一般兵ですから、単なる二等兵で普通の小隊に配属されました。
そのため、オーランドはマグス准尉に対して敬語を使い、命令に服従しなくてはなりませんでした。
ただ、二人きりになった時は、互いにため口で「ミア」「オーリー」と呼び合っていました。
■最後、皇帝がまるでプーチンのようなことを言い出して草が生えます。
えらいことになりそうですが、これは第七章(最終章)につながっていきます。
白龍事件が皇帝に決断させたとアリストアが知ったら、きっとユニは絞め殺されていたでしょうねw
■そんなわけで、次回から第六章「嵐の前」が始まります。お話としては第五章から直接つながっていきます。
ただ、番外編ですから、わりと軽めのちょっと笑える話となっております。
どうかお楽しみに!
■前回予告したように「野営地の夜」を近況ノートで掲載します。
サポーター限定なので、悪しからずご了承ください。
「幻獣召喚士」が完結したら一般公開する予定なので、気長にお待ちください。
……なんか「避妊しとらんのか~い!」と突っ込みの声が上がりそうw