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【幻獣召喚士3】第二十六話「情報部長」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927862024296336

■情報部は独自の戦力を持っていますが数百人の規模で、巨大な帝国軍の中では無視できるほどの規模です。
 ですが、彼らは他の部署に無制限の協力を要請できる権限が与えられていますので、実際には数万規模の戦力が動員できます。
 かつてマグス大佐が臨時編成の魔導士部隊を率いて獣人の島(中之島)でユニと戦ったのも、情報部の要請によるものです。

 情報部の役割は、一般的な情報収集、諜報活動、暗殺や破壊工作で、独自の作戦立案権も有しています。
 彼らが持っている情報は、実戦部隊にとって必要なもので、当然情報部はその知り得た情報を軍で共有するのが原則とされています。
 ただ、その情報の機密性によっては、その公開を制限することが許されています。
 要するに、情報を出すか出さないかは、情報部のさじ加減一つで決まるということで、軍部における情報部の力の源泉となっています。

 ですから情報部長は慣例的に少将が務めますが、上級大将並みの権力を持っています。部長とはいえ、意外に偉いのです。
 その割にマグス大佐がまったくビビっていない(口調は丁寧ですが)のが、さすがですね。

■最後にカーン少佐(絶賛婚活中)が、若い兵士に粉をかけるのを忘れていないのが笑えますねw

■前回更新した日曜日に三回目の接種を受けましたが、やはり副作用が出ました。
 昨日まで発熱と悪寒が続き、ずっとロキソニンのお世話になっていましたが、今日は朝から調子がよく、どうやら収まった感じです。

■そんなわけで、次回第二十七話は第五章の最終回です。どうかお楽しみに!

■あ、それと次回更新後に、近況ノートで「第二十七・五話 野営地の夜」を掲載しますが、これはサポーター限定コンテンツとなります。
 内容的には二十七話の途中に入る「回想」のようなもので、読まなくても話の進展にはまったく影響しません。
 なので、これを読むためだけにギフトを贈ることはお勧めしません。
 ただし、ちょっと内容がエロすぎて削除した部分なので、そういうのが好きな同好の士はその限りではありませんw

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