こんばんは。
6月25日に新作「恋降る放課後」を公開しました。
ちょうど完成できるかな……?というあたりで6月25日が百合の日だと気づき、当日に公開できてよかったです♪
「恋降る放課後」は「5分で読書」短編小説コンテスト「だれにも言えない恋」部門用に書いたものです。
私あるあるなのですが、6000文字までのところをいつの間にか8000文字までと勘違いして、7000文字くらい書いたところでもう一度応募要項を見て気づき、削って削って6000文字までに収めました。
「Lilies2」掲載の「昨日までの愛」は25,000文字までのところ、20,000字までと勘違いし、どうしても収まらないと思って主催に相談したら、50,000文字とかじゃなければいいですと言って頂き、思うとおりに書いて35,000字になっていました。笑
その「昨日までの愛」では、恋愛の成就が幸せの全てではない、人は自分らしく生きるときに輝く、というテーマでしたが、「5分で読書」コンテストは小学校高学年~中学生までの読者が「学校の朝読で読みたい短編小説」を想定しているものだったので、その年ごろの子たちが経験するような、誰かを特別に思う気持ちは素敵なことだ、ということを素直に描いてみました。
勉強が苦手で初恋もまだだけれど、美容オタクで恋愛体質の姉がいるため、大人っぽく恋愛経験もあるように見える由良(ゆら)と、天使のように可愛く勉強も運動もできるけれど、恋する気持ちがまだわからず、友情より恋人を優先させる友だちを寂しく思う桃佳(ももか)。
中学二年のふたりの、五月のある雨が降る放課後の短いお話です。
「誰にも言えない恋」というテーマは、女の子どうしだからではなく、ってところでもあります。
どんな恋だって素敵だと思うから。
「5分で読める」ので是非読んで見てくださいね^^
https://kakuyomu.jp/works/16817139556030566715/episodes/16817139556030607112高校生百合(スノウ・ドームからの大河ドラマ的な百合でもあるけれど)「永遠にはまだ遠くても」、高校生・大学生百合「昨日までの愛」そして中学生百合「恋降る放課後」と書いてきたので、今度は社会人百合を書きたいと思います!
先日「彼女の彼女」シリーズを読んでくださった方が「ここで止まっているのは辛い」と呟いてらっしゃったので……ほんとそうだ……ちゃんと彼女たちも着地に向かっていかなくては。
それではまた……!
※恒例ですけれどpixiv用に作成した表紙を置いておきます。雨模様のイラストを探していたのですが思うようなものが見つけられず、五月の若葉をイメージしてみました。