まずは。
KAC参加作品にレビューありがとうございます!
お題本屋『銀河本屋伝説外伝、辺境星団にて』は柊様より
お題ぬいぐるみ『ぬいぐるみがボロボロなのよ』は脳幹まこと様より
改めてありがとうございます!
さて。昨日、青春怪異譚を更新。
黒幕っぽい名前が出てきましたね。
饕餮。とうてつ。
ミーハーミーハーちゅうに!!!
これ、西洋ファンタジーなら黒幕はサタンだぜ! くらいのミーハーちゅうにですね。
四凶好きだから飛びついたのもありますが、晋は北部にあるから山海経の北山経を使おう、と思ったら、まあ饕餮に繋がりました。飛び込みました。四凶好きだから。
饕餮といえば小野不由美著『十二国記』にて黒麒麟高里くんのペット、ごうらんのことですね(うろ覚えですが)
子どもの頃から四凶好きで饕餮がメジャデビューした! と喜んでましたが、地味に皆さん名前を覚えてくれてません。去年、白泉社コミックス、四凶擬人化逆ハーレムラブコメ中華ファンタジーが無事完結したのでメジャーデビューリベンジしたと信じてます。
四凶の史書初出は春秋左氏伝です。人間として記載されてます。しかし、四凶は怪物、悪神としての側面を昔から持っていた様子で、これは左伝特有の迷信全否定が前面に出てしまってるのでしょう。
ただ、四凶は別の側面もあるようで。渾沌は荘子に道を示す無の象徴として出てきます。他も守護を示していたりする。また、異民族を表すともされてます。異民族が信仰していた神が貶されるのはよくある話ですが。
まあ、血筋の良い血族の異形が、行い良くなく悪神として世界の果で魑魅魍魎から世界を守る労役についてる、というくらいが粋というもの。中国の神も怪も、色んな動物がまぜこぜなデザインが大好きです。