猫村まぬる

  • 現代ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇
nekomuramanuru
3作品

短編小説集

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作者のおすすめ順
#1

東京虫／
猫村まぬる

夫の転勤で東京で暮らし始めた早希は、故郷にはいなかった奇妙な『虫』をあちこちで目にするようになった。大きさ十数ミリしかないその『虫』は、人間の形をしていた。 ※注意・私の作品に…
  • 残酷描写有り
  • 性描写有り
その生き物は確かに人間の形、それも彫りの深い顔の、若い男の形をしていた
猫村まぬる
『東京虫』というように都会的
一清
#2

腐った実が陥ちる／
猫村まぬる

１９７５年４月、「ホー・チ・ミン作戦」を発動した北ベトナム軍は、一気に南へ攻め下り、南ベトナムの首都サイゴンに迫っていた。首都陥落前夜、静かに酒が飲める涼しい場所を探している若者…
１９７５年４月２９日、南ベトナム・サイゴン最後の夜
猫村まぬる
ヘリコプターの音がした。正義が飛び去っていく。世界の終わり。
肥前ロンズ
#3

夜走る／
猫村まぬる

動かなくなった妻を車に載せて山へと運んだ帰り道、夜のダムで少女と出会った「私」。ひとりの男とふたりの女の深夜のドライブの物語。 　　　◆ 新しいものが進まないときは古いものに…
「起きろよ。風邪ひくよ。本当は生きてるんだろ？」
猫村まぬる