あんなにも 推敲したのに 誤字だらけ
というわけで、昨日俳句出しました。
お読みいただきました皆様、ありがとうございます。
よくあるテーマで。
稚拙な言葉で。
知ったような口ぶりで。
独りよがりで一方通行。
これは俳句なのか?
俳句でこれやる必要ないだろうなぁ。
となりながら、それでも書きました。
書きたかったからです。(安直)
こういうのダメ、って方も沢山いるでしょう。
そういう方はそっ閉じ願います。
好き嫌いもそうだし、考え方の違いも、捕らえ方も、人それぞれ。
見たくないなら見なきゃいい。
創作は自由です。
以下、長くなりそう↓↓ スルーでもOK!
俳句コンテストがあると聞いた時、今回は何かテーマを決めようと思いました。
で、私の中で「いつかそんな話も書いてみたい」と思っていたテーマを出したのです。
昔は、終戦記念日が近くなると戦争のドラマとか映画とか、テレビでバンバンやっていましてね。
本もそうだし、先達(祖父母世代)から話を聞いたりもしてたし、何より私、高校時代戦争をテーマにした(?)お芝居やったので、役作りのために夜中にサイレンの音聞いたり戦闘機の音聞いたり、とにかく疑似体験みたいなこと(気持ちも含め)色々やっていたのです。
……だからって、戦争を知ってるわけじゃないけど。
私が書いたのは、主に残された人側の話。
「戦争と、花。」
これはいわゆる、対比です。
汚いもの(?)と、美しいもの。
よく戦争の話になると、敵と味方、こちらの言い分だけでなくあちらの言い分だってあるし、お互い、自分が正義だと思っている。何が正しいかなどわからない等、話が出ます。
それも対比なのかもしれませんが、実際はもっとあるのです。
戦争に行った人、行かなかった人
殺す人、殺された人
戦争をさせる人、させられる人
死ぬ人、生き残った人
あっち側とこっち側。
単純に敵と味方、ってだけじゃなく、そんなのいくらでもあって。
そもそも私が書きたいのは、世界情勢がどうとか、政治がどうとか、そんな話ではなくて。
『そこにあった当り前』が、『無くなる』話です。
ただそこにある……あったであろう誰かの物語を書いてみたかった。
甘ったるい言葉かもしれないけど。
実際は、こんなもんじゃないでしょうしね。
風景はわかるのです。想像できる。
感情もある程度は理解できる。(理不尽さ、怒り、悲しみ、混乱等)
でも、私の書いた句はどうしようもなく、嘘だと感じてしまった……。
──匂いがしない。
むせかえる血の匂い
人が腐っていく匂い
防空壕の中の饐えた汗の匂い
町が燃える匂い
戦闘機のエンジンオイル
死体を焼いた匂い
やっとの思いでありついた味のないおかゆの匂い
感情を揺るがす強烈な匂いが、ない。
もちろん、知り得ないから、ないわけで、知りたくもないわけで。
嘘でしか語れない戦争を、それでもテーマにしたかった。
沢山の人に読んで欲しいとは思わない。
褒められたいわけでもない。
書く人として、書きたかったから、書いた。
真正面から向き合って、最大限、書ける限り書いた。
書いて、出して、改めて、これからもこうしてあけっぴろげに(?)書いていきたいと思ったし、俳句面白いけど難しいってなったし、読んでくれた方ありがとうございます。(2回目)
最初に書いたのは、
鬼薊手折る 何を以て 敵か
でした。
20連にしなかったのは、この書き方(俳句、季語、花言葉、その他補足)したかったからです。
ちなみに花言葉は「諸説あり」なので、調べる場所で多少変わってしまいます。
ご容赦ください。
私の思う「敵」についてはまた明日!(ほんとか?)
昨日はポンコツも更新で、そっちはだいぶ軽めですw
てなわけで、長々と書いてしまった。
今日も、ぼちぼち。
戦争と、花。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077523651824 異国の舞姫はポンコツ皇子を笑わせたい
https://kakuyomu.jp/works/16817330664383016840魔王の右腕
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