先日出た記事なんですけど……
つばさ文庫小説賞に向けて、こんなインタビューが公開されたんですよね。

「味付け」よりも「自分のコア」を見つめよう|角川つばさ文庫|飯田 一史
https://monokaki.ink/n/n2c9b6a161f9a

詳しい内容は、実際に記事を読んでもらうとして……
(つばさに出す人は一読しとくと良いですよ!)
文中では、とかく投稿者の「好きなもの」を見つめる大切さを説いていました。

味付けにこだわるよりも、十歳の自分が「良い!」と思う根本の部分で勝負する。

これはなー、とっても大事だし忘れちゃいけないよなーって私も思います。

私は、というか多くの応募者がそうだと思うんだけど、基本『通りたい』んですよね。受賞したい。だから傾向とか対策とか、流行ってるものとか、過剰に意識しちゃう。その方がウケが良くなるような気が……するから……
でも実際のところ、求められているのはそういう表面的な技術じゃない。
その作者にしか書けないもの。その作者が一番信じられる面白さ。本気で「好きだ」と言えるような要素。そういうものだよな、と思うわけです。

まー、投稿するとなると不安で精神がヤバいので、うっかりするとすぐ忘れちゃうんですが……

二次までは通った『ツクモガング』なんかは、そういうコアの部分をかなり見つめて、大事にした作品だったと思います。
十歳の自分は玩具で友達と遊ぶのが好きだったし、今でも(遊ぶ友達はいないけど)ホビー好きだし。ポケモンなんか物心ついたころからずっとやってるし。

今だけ(六月末までだ!)公開してる『ブルーム・フェザー』も、玩具良いよね、って面から攻めて作った作品だったりして。これは通るかまだ分からんけど。

投稿するとき、「これで十年戦えるかなぁ?」みたいなことも考えたりします。
人気がどうというより、モチベを保てる作品か。人生捧げることになっても悔いのないテーマか。ない、と思って出しても、結果が出ないとその先もないんだけど……

しかしこう、玩具とか相棒モンスター的なものとかって、外殻なんですよね。
物語の外見というか……実際に大切なのはその中での心の動きとかじゃん、って感じで……
私の場合、その「心の動きの趣味趣向」がちょっとあやふやだったんですよ。だってほら、書けるから。面白いかどうかは置いといて、プロット状の筋があれば書けるし、好きな外殻で出来た作品なら書くのも楽しいし。面白いかどうかは置いといて。それで長い事やってしまったところがある。
なもんで、いろいろ短いの書いてみて、仕事とかも含めて振り返ると、思うんですよ。

私の根本、めっちゃじめじめしてるな……

性根が腐りかけなんですわ。中高生の頃とか、そうなると分かってて「それはそれで」と鬱屈した感情を経験して飲み下して生きていた。
だからカラッとした話は書けないんだよなぁ、と理解したんです。
ここの……喰い合わせの悪さよ……?
児童向けで玩具とかモンスターとかテーマにしたホビアニ調の作品が書きたいぜ!って想いと、それはそれとしてじめじめした陰気な精神性がまじりあって私の作品は出来ている。
いや、ホビアニとかもめっちゃ暗い展開はあるんだけど、それはそれ。
この精神性がエンタメ性の脚を引っ張るんじゃないか、って不安になることもしばしばです。

だからといって精神性の部分って変わらないじゃないですか。
ウソを吐いても説得力は出ないだろうし、勢いも出ないし、そもそも十年戦えない。
なもんで、その辺は理解して、せめて湿度コントロールはもっと意識しよう……と心がけています。うっかりするとじめじめしすぎる。『ブルーム・フェザー』はどうかな?

つばさの審査では、(最終までは)減点評価はしない、と記事中では名言してます。
色々と迷い震えながらではありますけど、自分の中で「これが加点要素だァッ!」って言い切れる要素を、ドカドカとぶち込みたいものですね。

はぁー、二作目どうしよ。
全然浮かばねぇや。

みんなも頑張ろうね。