5章7話を更新しました。
今回から平日更新に変えてみました。変わらず読んでくださった読者の皆様に感謝しております。
さて、今回はシェンを本格的に追いかける回でした。ずーーーーっっっっと前から書きたかった、シェンの嘘泣きからの悪態が書けて、己の性癖にドストライクでした。女の趣味がバレてしまうよう……
さて……本当にいよいよ話すことがなくなってきましたねえ……今回は木こりの笛の話を掘り返してみましょう……
ベスペンツァの木こりが使っている笛は、本当にシンプルな角笛です。
音のイメージは、強いて言うならホルンとホラ貝のあいのこって感じです。ホラ貝の野太さと、ホルンの音の丸さをいいとこ取りしたような音です。
話中に出てくる木こりの笛は、使い方としてはホイッスルに似ていて、音階はありません。低くてやわらかい音が一音だけ出ます。
獣や鳥の声と混ざらないような低さと、視界の悪い森の中でもよく響く通りのよさを併せ持った音です。
形はシンプルに、湾曲した大きな一本の角。いかにも角笛って感じ。
低い音が出るので、サイズもだいぶ大きくてずっしりしています。実物をあんまりちゃんと知らないのですが、一メートルくらいあるのかな?
持ち運ぶのに重いので、集団で木こりに出るときはきっと笛番みたいな人がいるんじゃないでしょうか。
材料は何を使っているんでしょうね。
一本でそんなに大きい角のある動物となると、水牛とかでしょうか? 確かに、麓のドレッドフェールは湖がありますし、農耕用の水牛なんかはいそうですが。だれか見に行ってくださる方いませんか? 私めちゃくちゃ興味あるんですけど……
木こりの笛もそうですが、木があり、獣がたくさんいる土地なので、色んな楽器がありそうです。
我々の世界でも、アルプスの山岳地帯では口笛で遠くの人とコミュニケーションする人たちがいたりするじゃないですか。あんな感じで、本当に実用するために生まれた楽器があって、それこそ音階で会話したりする文化もあると思います。
機会があったら書こうかなあ。
さて、今回も閲覧・応援ありがとうございました!
平日更新、大変楽です。更新作業の都合に関しては、これなら続けていけそうです。問題は話のストックの方なんですけどね‼ がんばります。
5章も山場を迎えましたが、これからもうしばらく、結構な紆余曲折が続きます。ライトな話の方が好まれるとわかっていつつも、もろハードな展開だらけで微塵も大衆の好みに寄り添おうとしない当作品にも、最新話まで2桁のPVがつくのですから、読者の皆様には感謝してもしきれません。
あと、純粋に楽しんでいただけて嬉しいです。
さて、次回の更新は来週の平日です。
今後とも、拙作をよろしくお願いいたします。