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ポルとルズアの二重奏「3-5 夕暮れにみた光」更新

 3章5話を更新しました。
諸事情あって三週間あきましたが、なんとか更新できました!ついでに土日忙しすぎて更新記事も忘れてました……思い出せてよかった……


 といっても今回あんまり垂れ流す設定がありません。ちょっとだけ王都入城システムの自分用復習をします。

 あと数日で、王都の城門通行証の期限が切れる〜〜などと本編内で言っていました。
 王都に縁のない市民が王都の城門に入るには、自分が住んでいる土地の関所で、戸籍の証明をもらって、それを持って王都の城門で審査を受けると晴れて王都に入れます。
 その後入城管理局に行って、城門の通行許可のハンコをもらうとそれが通行証になり、有効期限内なら通行証を見せるだけで何回でも城門を出入りできるわけです。

 「関所」といっても、各々の土地に出入りする人を厳しく管理するところ……ではなく、ただ単に各領地を治める貴族が住民の管理をしている公的機関のことです。
 この国ではすべての土地が、どこかの貴族の領地になっています。そして、そこの地方政治は貴族たちに委ねられているわけです。

 実際関所で人や物の出入りを厳しく管理している貴族もいるでしょうが、基本的に我々でいう市役所くらいのノリだと思います。住民管理も一応してます。税金取らなきゃいけないからね。

 ていうか金取るなら出入り厳しくした方がいいのでは? と思ったりもするんですが、ほんとにその辺は貴族によってもまちまちなんですね。
 むしろお金がなくなったら、普段ちゃんとしてないのをいいことに、スラムや市民の多いところに出てきて、戸籍登録してない人を探しては税金巻き上げたりとかする貴族もいそう。
 逆に人手や金の回る貴族はその辺もちゃんとしてるんでしょう。ちゃんとしてるから金も回る。これが腕の見せどころ的な。
 文官と貴族のお仕事もちゃんと決めないとな……


 ついでに一応戸籍の証明にも有効期限があります。
 戸籍証明の期限が切れると、管理局のハンコがあっても通行証としては使えなくなります。そうすると、また住んでいる土地に帰らないといけないわけです。

 外国人は、港で入国照明をもらえますので、それが戸籍証明になります。
 ポルたち一行は一人としてどちらも持っていないので、戸籍証明の期限が切れると全員入れなくなるわけで……さすがに毎日城門を出入りしていたら顔も割れているでしょうし、これ以上誤魔化すのは無謀だと思ったんでしょうね。たぶん。偽装は犯罪ですからね。


 前回の更新から、☆評価やレビューありがとうございました!!本当に元気付けられました……!!
 また、PV数も1200を突破しました。私としてはけっこうびっくりするようなスピードです。数人の方が最後まで追ってくださってるみたいで、本当にありがたいです。
 自分の書いてることが伝わるって嬉しいですね。

 次回の更新は再来週です。
 今後とも、ポルとルズアの二重奏をよろしくお願いいたします。

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