• 詩・童話・その他
  • 歴史・時代・伝奇

いつもありがとうございます@遼遠

時間とモチベなかった。前回ほどの勢いないけど、うん、頑張って出展できて良かったです。

皆さんお元気でしょうか。

今回の「遼遠」へのアプローチをぼちぼち書かないといけないなあと思っていたので、まとめますね(本当は講評が出た後の方がいいのでしょうけど)。

で、
なんか、スマホなくしたんですよ。もう見つかっているので心配に及ばないんですけども。お仕事で客回りしたところで落失してしまい、だいたいの場所は分かるけど、暗くてよく分からないものです。

その後、翌日がお休みだったので、隣の市の反対境にある自宅から、喪失した隣の市の反対境へ行き、探したけれど見つからず、その日は諦め、交番へ。ありがたいことにまた一日後に見つかりまして、その近辺の所轄警察署に再度足を運び、胸をなでおろしました。

遠かった。実家のある田舎よりかは「一つの市あたりの横辺」は全然近い筈なんだろうけど、そうは言っても遠かったです。そういった意味で「遠い」って不思議です。相対的に近かったり遠かったりと主観に左右されるし、その道のりに体力を磨り減らしたりもします。
例えば「500㍍先のコンビニに忘れ物した、取ってこなきゃ」は、この暑い中向かうのは億劫とは言え、近いと思います。では、「500㍍の穴の底に物を落とした、取ってこなきゃ」はどうかというと、無理なんですよ。同じ500㍍なのに。穴は狭いし、例え見えたとしても届かないんですわ。X,Z軸の距離、Y軸の距離、その違いって何でしょうね。

今回僕が挑戦した「遠い」は、企画の趣旨として複合的なものでなければならないけど、観念的には「目に見える近さでありながら届かない」、人と倫理(を戯画化した太陽)の距離を表現したかったのです。心理的距離でもありながら、時間的距離もそう。
技術面には「文中の回想を、経過時間から見て逆向きに描写し、その結果に至るまでの道筋を遡って追いかける」、これやってみたかったんですわ。ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』、白の女王は和訳版しか読んだことないけど、あれを僕なりにしっかり書きたかったです。
量的に書くのは絶対無理だけど。

時間もなかったし、わざと文字数は抑えました。狭い穴の中で深みだけ求めて書かせて頂きましたよ。そう簡単に届かない位置に、僕の書きたかったものをそこに置いてきた。ありったけの夢を~かきあつめ~
だから迫力だけで言うと前回の方が全然あったのかも。

何はともあれ、結果発表はドキドキしながら、楽しみに待っていようと思います。

うし。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する