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「グリ魔」第二十二章の小話 その3

少し前から、MFブックス10周年記念小説コンテストの作品募集が始まりましたね。
長編ファンタジー小説というジャンルのみとなっており、期間がカクヨムコンとも微妙にかぶるので、競争率が高いのか低いのか。
単著の商業小説を出版したことがないアマチュア作家さんが参加対象との事で、デビュー済み作家さんと競合しないのはありがたいですねぇ。


第8話 アランとシェリーの関係について
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330662025561260

修羅場…と言っていいのかな?アランが一人で勝手に取り乱している回ですね。

リーファが言っている「シェリーさんが『呼び出しが減らない』と言っていた」という部分は、第二章第2話に書いています。
この頃から、アランとシェリーの関係はどこかで上げておきたいなー、って思ってたんですよね。

https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330648362426433

第二章の頃のアランなら、リーファから何か言われても「だから何だと言うのだ」と軽くあしらったでしょうがね。
第二十二章まで経過した今なら、こういう反応をしてしまう訳です。

またシェリーは、第六章第17話で「ええ、嫌ですよ。誰があんな、女性の扱いがなってないクソガキなんかと」と側女になる事を嫌がっていたり、
第十七章第17話で「あんな旋毛曲りへっぽこ王の所に嫁へ行け、など冗談ではありません」と正妃になる事を拒んだりしています。
リーファが側女になるまで、シェリーがどんな気持ちでアランの呼び出しに応じていたのか、何となく察せられるかもしれません。

一方、シェリーに対するアランの気持ちは、後のエピソードでちょっとだけ触れています。
シェリーと比べて大分温度差がありますが…まあ、ままある事かなって。

2件のコメント

  • 那由羅 様、拙作へのレビューをありがとうございました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
    物語全体が伝わる素敵なレビューで、本当に嬉しく、繰り返し読ませていただきました!!

    シェリーとアランの関係にはこれまであまり着目していませんでしたが、「どんな気持ちでアランの呼び出しに応じていたのか」ってことはもしや……♡キャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ♡
    そう云えば妃候補らを集めた時も相性がどうこう言ってたような……。
    そうか、何気に色んなところに落胤が出来そうなことはしているのですね⁄(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)⁄
  • 弥生ちえさま、こんにちは(*'▽'*)

    あまりレビュー書くのが得意ではないので、御作の素晴らしさを上手く伝えられるかしら…、と大分悩みましたが、喜んで頂けてこちらも嬉しいです(*´꒳`*)


    アランの落胤ネタを考えた時期もあったんですけど、既に尺を取りすぎてますしお蔵入りにしています。
    世に出てる乙女向け恋愛小説の男性キャラって、割と純情な所があったりしますが、アランにそういうキャラは求めてないんですよね、私が(;´Д`A

    内容はそこそこ恋愛色に寄ってるのに、ジャンルを恋愛に指定していない要因の一つだったりしています。
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