なかなか話数が伸びないので(苦笑
話に出てくるお酒のことを少し
「二羽の鳥」に出てくるのはバーボン
もちろんウイスキーのバーボンなのですが、
日本で主流、というか日本の某トリーさんや
ヒゲのウィスキーさんが目指したのは
イギリススコットランドで作られるスコッチ。
スコッチウィスキーは樽の中で長年熟成されます。
15年とか20年といった年数表示がお値段とお味に反映されている(はずですーわら)
(5年は必要といってヒゲの方と寿の方が
揉めた話はNHKの連続ドラマでも出ていたかと)
でも
バーボンはせいぜい15年まで。5年ぐらいが飲み頃という説もあります。
なぜかというと
アメリカ合衆国の南部=蒸し暑いところで
作られているウィスキーだから。
長く寝かせすぎると熟成どころか、
まずくて飲めなくなるそうです。
「古いバーボンをありがたがるのは日本人だけ」
とは『バーボンの歴史』の中の一節。
ウィスキーと一口に言っても
スコッチ・バーボン・カナディアン・アイリッシュ・日本。
それぞれの風土にあった別々のお酒と思った方がいいのかもしれません。
このお話に登場したバーボンは
オールド・クロウ(ラベルに黒いカラスが)
ワイルド・ターキー(ラベルに七面鳥)
どちらも美味しいですが、オールド・クロウの方が
少しクセのある感じ(その分バーボンらしい)です。