語り手
「これは、僕が体験した怖い話なんですけどね。
今日は2つあって、1つが小説を書いてて、起きた怖い話なんですけど( ・∇・)」
零
「誰に向かって話してるんですか?
語り手さん。(゚ω゚)?」
語り手
「実はですね。今、書いてる『忘却の時魔術師』。時系列的に第一章のエピローグが第二章の前日の話なんですよね。
なのにですよ。
第二章の後編、『再会』にて、何と、零君が『数日前』って言っちゃってるんですよ。
設定をちゃんと作って無いズボラさがね。
垣間見えちゃってるワンシーンが出来ちゃってるんですよ。
なのでね。
あまりにも(事件が)忙し過ぎて、零君が昨日の事を数日前って言っちゃった事にし──」
零
「語り手さん?(^ ^)ゴゴゴゴ」
語り手
「:(;゙゚'ω゚'):」
・・・
語り手
「さて、続きまして2つ目の怖い話をしていこうと思います。_:(´ཀ`」 ∠):
これはですね。リアルで起きた話なんですけど。
僕が高校時代の時、部活がですね。夜遅くまであった時があって、とてもお腹が空いていたんですよ。
そこでですね。
ちょうど、僕の通っていた学校にはね。食べ物のが売られている自販機があったので、財布を取り出して買いに行くわけです。
もう、時間的に遅いせいもあり、廊下とかは暗いわけですよ。
まあ、あんまり幽霊とか信じていない方だったのですが、その時は出たら面白いなぁ的な感覚で暗い廊下を渡り、階段を一段、また一段と降りていくわけですよ。(^ ^)」
零
「ゴクリっ」
語り手
「そして、やっとの思いで、売店に着いたんですけど、そこにはカレーパンしか売られてないわけで。
でも、お腹が空いていた僕はそれを買ってしまい、そこで食べているわけですよ。
そしたらですね。
外から、カツン。カツン。と靴音が聞こえてくるわけです。
他の学生はいない時間帯で、階段を降りる際も誰とも会わなかったのに、聞こえてくるわけですよ。
誰かの歩いてくる音が……」
零
「:(;゙゚'ω゚'):」
語り手
「ただ、残念な事にですね。
僕はあんまり、気にしてなかったんですよ。
目の前にあるカレーパンに食うのに夢中になってて」
零
「(おい!)」
語り手
「それでですね。扉の前まで。靴音が近づいて……。
ふと、バッて扉の方を見たら。居たんですよ」
零
「ゴクリっ」
語り手
「売店に同じく食べ物を買いに来た先生が。
えぇ、勿論ですね。「ひっ!」って言われましたよ。暗い中、カレーパンを貪り食う奴がいるわけですから」
零
「えっ」
語り手
「以上。僕が心霊現象化してて、七不思議にならなくて良かったなと思う“怖い話”でした」
零
「……。うちの語り手がすみませんm(_ _)m」
語り手
「何でも良いので、コメントよろしくお願いします。出来れば、『忘却の時魔術師』を読んだ感想とか聞きたい」