私、高校卒業した頃にアロマセラピー(アロマテラピー)を知り、アロマセラピストの始覚の勉強もしていたほど。
それが、別の体調面から蕁麻疹が酷くなることが起きまして、アレルギー発作頻発。
数年かけてその症状はなんとか乗り切ったのですが、アロマセラピーともほぼ縁を切るしかなく、凄く悲しかった。
今はルームフレグランスもどきの完全に虫よけ対策で、ヒノキやヒバなどを一滴垂らしてみたりしますが、芳香を楽しむことはなくなりました。
そういう過去を持っているので、香りそのものを否定する気はないです。
「適切かつ適量」を纏うのはいいと思います。
「適切かつ適量」
これが非常に難しい。
どんなのいい香りだとする香水も香木も、纏つけすぎ、焚きしめすぎ、纏いすぎはクサイです。ぜんぜんいい香りではなくなります。
それがわからなくなる人は世の中にたくさんいるもので、見知らぬ誰かとすれ違い漂ってきたクサイ暴力にノックアウトされたことも何度か。
そして、何年前からか洗濯洗剤・柔軟剤が香り付きがもてはやされるようになってからは、完全にクサイ暴力があっちもこっちも。
スーパーなどで他人が通ったあとに残る香りで気持ち悪くなることも。
今現在、まったく解決の糸口が見えない「香害」。
つい先ごろは体臭のことで著名人のSNSで炎上騒ぎもありましたが、人工的な香りの香害も体臭問題も「クサイ」として「臭害」と呼ぶのもアリなんじゃないかと思うこともあったりします。
体臭や口臭は年齢や性別で分けて言うものではなく、男女関係なくクサイ人はいる。
クサイと言えない。
でもクサイ。
とても不快。
言いたい、クサイと。
歯医者行こうか、耳鼻科行こうか、体臭は何科だっけか、まず風呂入って洗濯を見直そうか、とか、とか……。
非難ではなく助言として、「ねえねえクサイからこうしたら?」と言える世の中になったらな。
文句や苦情として捉えるのではなく「ありゃ? ごめん、そうか、そうしてみる」と返せる世の中になったらな。
夢のまた夢なんだろうけれど。
そんな私の思いと希望が入り込んだのが、「チビと私の平々凡々」の31話だったりします。
https://kakuyomu.jp/works/16818093081342613920/episodes/16818093083425347334