見切り発車で執筆中の「チビと私の平々凡々」を書き進め、昨日『33.戦艦の中で』を公開したんですが、この話のタイトルにも登場した戦艦だったり、物語に出てくる船について謝っとこうかと。
「チビと私の平々凡々」に出てくる船についてぜんぜん説明書いてないと、読み返して気がついたのが10話超えていて、自分の手元にある未公開で書き進めていたのがその頃25話。
書き直して物語の進行を止めてしまうより、反省点は別途の書き溜めてゴールを目指そうと決め、どんどん進行しているのが今現在です。
船については、トウマが遠征から帰還する回にも記述はあるものの不足があったと反省し、国王陛下登場回の船(戦艦)の際に、この世界でいう船および戦艦とは空を飛ぶ物体であることがわかるような記述を盛り込んでみたけれど、他にもこの世界の「世界観」がわかるように書いていないことに猛省はしています。
いやね、航空業界用語になってしまうんですが、飛行機・航空機のことを『Ship(シップ)』で呼ぶんですよね。
普通、『Ship(シップ)』といえば水に浮かぶ船のことになるので、空に浮いて飛ぶのは『Ship(シップ)=船』じゃなくて飛行機であり、航空機というのが正しいのは地球の話。
「チビと私の平々凡々」の世界はファンタジーな世界。
七福神の乗る帆船は空を浮いているじゃないですか。
宇宙戦艦ヤマトの戦艦は宇宙に行っちゃってるじゃないですか。
そんな感じで地球とは異なる設定を決めたのはいいけれど、読者にわかるように書いてないね……と。
「チビと私の平々凡々」の世界では、空を飛ぶ船も水上を走る船もどっちも船。
日常的に船といったら空を飛ぶほう。
水上船、海上船、漁業船といったら水上のほうという、地球とは違う設定のことを読み手にわかるように書いていなくて本当にすみません。
「チビと私の平々凡々」は異世界転生・異世界転移ジャンルではないので、転生者・転移者視点で地球にある文化等と比較した読者向け説明の記述があったらオカシイことになる。
『地球とは違う世界の物語を日本語訳している』風で書いているので(そういう説明も一切していなくて本当にすみません)、「チビと私の平々凡々」では当たり前のことを逐一説明する場所を設ける場面を作り出せない藻掻き。
なおかつ、書き終えるまで主人公リリカの視点の一人称を崩さずに行こうとしているので、リリカにとって当たり前のことをどう読者に書きて説明すればいいだろうかと、藻掻いて妙な説明文節が登場してしまったり。
そういう意味で、読み手に「くどい・わかりにくい」と評価されるんだろうなと自覚あります。
書き進めながら部分的に反省して、後追い説明が登場したりはします。
読み進めていくと「そういうことだったか」とわかるもの、最後までわからないものがあるかもしれません。
今のところ、どなたからもツッコミを受けていないので、このままゴールを目指す所存。
どなたからもツッコミを受けていないのは読んでくれている人がいないからかも知れないけど。うっ寂しい……。
この近況を書いている2024年8月31日最終日現在、「チビと私の平々凡々」がゴールしたら、タイトルの後ろにそっと(プロット版)の追記をするつもりでおります。
私の中でも「今すぐ書き直せ!」という意見・提案・叱咤があったけれど、「書き終えることができるか?」が、私の最大にして最低限のゴール。
いくつもの物語がパソコンのデータに途中まで書いてあって、でも、途中までで塩漬け状態。
パソコンの中にあるものだから、このまま死蔵したって誰にもわからない。
だから書き終えない。
そんな自分に反省して、思い立ったように公開で進めているのが「チビと私の平々凡々」。
いくつもパソコンのデータの中で塩漬けしている中から、なぜ2024年7月1日の自分はこれを公開しようと思い立った理由は、無事に書き終えたら懺悔します。
世の中に無数にある作品に完全に埋もれているので、「チビと私の平々凡々」を読んでくださっている方がいるのか不明だけど、書き手であり、読者でもある自分で自家発電で奮起しながら書いていきます。
■チビと私の平々凡々
https://kakuyomu.jp/works/16818093081342613920