こんにちは、名無之です。
最近、執筆が終わり久々に飲もうと大学時代の友人にLINEしたら2日間くらい未読スルーされています;;
嫌われたかな、と思いブロックされているか確認する方法を試しましたが、ブロックはされていない模様。
なら、どうして…………;;
と、こんなふうに限界を迎えている名無之です。
さて、いよいよいいねの数も底をつき、果たしてみている人はいるのだろうか、と思えるような「羽坂友菜」の推しポイント紹介。
今日は40話までやっていきます!!
第31話
三賀森物産社長の三賀森靖気の正体が明らかになるところですね。靖気は次に話します。
ここでのお気に入りポイントは川手と話ながらオレンジスムージーを飲む友菜。飲むかいな、仕事中にオレンジスムージーなんて!! オレンジスムージーがあるこの会社もだけど……。
ここで作者は友菜に惚れました。
第32話
タイトルは宇多田ヒカルの名曲からです。ただ「道」だと気づかれにくいので、歌詞の一部を引用しています。
第二部の前半は三賀森靖気の物語にしたかった、という思いがありました。友菜たちがやっているのはコンサルタントであり、彼女らの成長ももちろんですが、何より担当する会社の人たちが成長しないと物語として成立しない。だから、内気で引っ込み思案の社長を作り、なぜそうなったのかに物理的な要因を作る。こうして三賀森靖気は作られました。
第33話
靖気は変わる覚悟を見せたぞ、今度は友菜たちが成長する番だ!!
友菜の気迫に押されて東崎も最終的にはOKを出します。そういえば、東崎さんには裏設定があるんですけど、それはまた別の物語かな。
さて、三賀森物産のコンサルを許可した仲沢部長ですが、やはりこの時点で浅田の存在に薄々気づいています。
第34話
三賀森物産のダメな点はよくある衰退していく会社をまとめたものです。偶然にも近くにいいお手本がたくさんいたので、それを参考にさせていただきました。
さて、ここからV字回復を狙うための準備を始めないといけません。そこで友菜たちが用意したのが変声機。これで彼の恥ずかしい声を変えちゃおうという算段です。まあ、あとで木っ端微塵に破壊されるのですが……。三賀森靖気が本格的に一歩前に出すきっかけとなります。
第35話
決算発表当日ですね。ここでは全てが順調にいくように見せています。康代との確執はあるものの、従業員への説明は何とかなるだろう、というところで物語は終わっています。そうすることで、その後の予想外の事態に緊張感を持たせ、急上昇で読者のボルテージを上げるようにさせています。続きの話が気になる?そうだね、さっさと行ってしまおう!
第36話
知ってた。人間は1ヶ月で簡単に変われるものじゃないんだよ。ましてやリハはしたものの初めて大人数を前に演説するって僕でも足がすくむもん。けど、そういった急激なストレスが人間を大きく前に進ませることもある。もちろん、後退させることのほうが多いけど、そこは社長、変声機を破壊することで前に進んだ。
これには変声機を作成したうちの技術部も涙なしでは語れな……
伊勢内開発部部長「何やってんだ、オメェ! アタイが徹夜で作った変声機を……!!」
ちなみに、タイトルはMOROHAの「革命」の歌詞からです。
第37話
さあ、半径0メートルを変えたなら、あとはその点をでかくしていくだけだ。サンボマスターの名曲に乗せて、山田隆のような感情に乗せたMCで。
まさに激情の詩を朗読するように発した「ゴミで」に心動かされない人はいないよね。全ての「ゴミで」が違うニュアンスで違う次元に立っていて、そういうことを感じて欲しくて、わざわざ「十六回にも及ぶ三文字の繰り返しは、ただ一つとして同じものはなく、時には儚く、時には激情を込めて述べられた。」と描写しました。
この「ゴミで」が最終話に活きてくることになるなんて、名無之も執筆時は思いもしませんでした。
第38話
決算発表はうまく行った。社員の一斉退職は免れた。けど、これで全てが解決、とは行かないよね。問題は長く置いておくほど大きくなってしまう。靖気が忘れていたのは、社長として康代を監視しなかったこと。問題はお化けのように暗躍し、年明けに井場という社員として登場する。
ちなみにタイトルはKing Gnuの同名曲からです。
第39話
みんなの嫌われ者、井場くんの登場だ!
立場が下の者に対しては乱暴な言葉を使い、上の者には背筋を伸ばして丁寧語を使う。典型的なクズ社会人だ!
仲沢さんもその空気を察したのだろう。真っ先に出てきて友菜の盾になったよね。さっすが、仲沢部長!
取締役の質問に対し、契約破棄通知書を突きつけて対抗しようとします。ここは、円卓決議を切り出すしかないか、と仲沢が思ったところで友菜が先に口を開く。
「円卓決議なら……」
円卓決議が決まった後の、仲沢部長はきっと心の中でガッツポーズをしていたでしょう。
(よっし、これで俺が出なくて良くなった……!)
ちなみに、金融部の部長、ケラオ・ニナドロヴィッチは世界に名を馳せる劇作家で、基本的に仕事は部下に一任しています。なので、井場がそれっぽい説明したとしても深く追及することなく契約破棄通知書を書いてしまうような人物なのです。
そこらへんの理由もちゃんと考えています。
第40話
タイトルはRADWIMPSの曲からです。歌詞がかなり際どいのですが、音韻の踏み方がとても美しく、いつまでも口ずさんでいたくなる名曲です。
さて、友菜たちはというと曲中で揶揄されている芸能記者バリに尾行と張り込みを行っています。円卓決議で勝利するためには仕方ないよね。
そしたら何とびっくり、井場くんが現れたではないか! それを教えたのは、我らがセヴァイン!!
久々の登場となったセヴァイン。やっぱり、こういう存在って主人公が孤独な存在ならまだいいんだけど、他の人と関わり持ったりすると、存在が希薄になってしまいがちだよね。その難しさを本作で書いてて痛感しました。次、同じような設定のキャラを登場させるなら、魅せ方をもう少し考えないと……。
と、いうわけで、長々と話してまいりました。
どうせ誰もみてないんだし、文体なんて関係ないだろう、と若干ハイになりながら書いていたので、文体が死んでるかもしれません。お許しを。
明日でいよいよ最後ですね。
そして、明日で僕の休日も最終日……。
変わらずやっていきましょう!!
それでは、お疲れ様でした。