• ホラー
  • 現代ファンタジー

年にひとつ、何か得られる物語を書けたらそれで良い

こんにちは、七町です。

つい先日、4年以上続けていたあるジャンルの二次創作から手を引きました。
自分の読みたいものよりも、読まれるものを優先して書き続けた結果です。
流行りのジャンルや人気の傾向を踏まえて書くというのは、一定の効果があると思います。
けれども、流行と自分の嗜好には溝があり、その溝を埋めることが出来なかったというのが、引退の一因です。
もちろん、二次創作は楽しかったのも確かです。
しかしながらずっと心の奥でもやもやとした思いが漂っていました。
今の自分は、好きなものを好きと真正面から言えるだろうか?

自分にとってオリジナルは、過去の自分を救済する意味合いがあります。
(そのあたりは「今日、風と征く」に書いてありますので、もしよろしければそちらをご覧ください。)
好きなものを書くということが、自分の心にとっては大切なことなのだと、改めて実感しました。
そして年にひとつ、自分で「これは少しばかり良いものが書けたのではないかな」と何か手応えのようなものを得られたならば、それで良いと思っています。
むしろ、それが、良い。

二次創作から引退して数日。
穏やかな創作の時間を過ごしています。


明日からハコの祝祭が始まります。
カルナもきっと、呼んでいる。
この季節が来るたびに、あの長い夏の夜、あるいは彼らの永遠の夏に思いを馳せるのです。

1件のコメント

  • 楽しんで書いてください。
    私も楽しんで読ませて頂いています!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する