• ホラー
  • 現代ファンタジー

「つぶやきが呼んだもの」公開しました&相談

 どうも、黒道です。

 ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、昨日からカクヨムの新コンテスト「カクヨム異聞選集 ~本当にあった怖い話・不思議な体験コンテスト~」がスタートしております。

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_ibunsenshu

 簡単に言うと、実際に起きたことを基にした怖い話『実話怪談』を募集しているコンテストです。「本当にあった怖い話」的な感じですね。

 私も昨日、このコンテストに作品を出しました。
 タイトルは『つぶやきが呼んだもの』。私がツイッターを使っている時、実際に起きたことを基に書いた怪談です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883705615

 今回のコンテストは読者選考ではなく、直接審査員の方が読むシステムになっています。ですから、仮に星が1個も入らなくても、PVが0でも、通る時は通るし落ちる時は落ちるものなのですが。
 そうだとしても、折角書いた作品なのですから、やはりなるべく多く読んでいただきたいし、星やレビューが増えるというのは、やはり嬉しいものです。
 このノートをお読みの方は、是非読んでいただければと思います。そして、面白かったら感想など頂ければ嬉しいです。



 それで、作品をご覧になった皆様にお尋ねです。

 皆様の中に、『ワオ』もしくは『竹藪に棲む獣の怪物(単に獣ではなく、怪物です)』を知っている方、見たことのある方、または小さい頃にそれが出るのではと恐れていた方。
 いらっしゃったら、是非とも私に教えてはいただけないでしょうか。

 これは私の好奇心に過ぎず、お礼などができるわけではないのですが。
 不思議なことというのはあるもので、拙作に関する感想をくださった方の中に、幼き日のワオに関する思い出をツイートして下さった方がいらっしゃったのです。
 ひょっとして、ワオというのは人々の集合的無意識に存在する怪物なのでは? 等と考えてしまいました。

 拙作をお読みになり、「あっ、この『ワオ』に心当たりがある」とお思いになった方は、ご一報くださると幸いです。



 それでは、『つぶやきが呼んだもの』をよろしくお願いします。

3件のコメント

  • 作品読みました。
    非常にぞくぞくする怪異でした。

    さて。ワオについてですが、こちらでも少し調べてみました。
    (興ざめになったり、逆に怖い思いをさせたら申し訳ありません)

    まず、呼び名は「ワオ」ですね?
    で、この名前で検索をかけると……アオバトのアイヌ語の呼び名が「ワオ」だそうです。
    鳴き声が「ワーオ ワーオ」と鳴くように聞こえるから、らしいですね。

    で……習性として、山の中で繁殖し、海水(や水)を飲みに移動するということです。
    竹藪の中にいて、水と相性がいいというのはそのことを指しているのではないかな、と思います。

    ここからが本題。
    アイヌ民族博物館によると、このアオバト(というか、ワオ)、「山の中で作業中、事故で木の下敷きになり亡くなった人の生まれ変わり」だそうです。

    ここらへんの伝承とか、子供を諌める気持ちとか、……もちろん言霊の力が入り混じって「ワオ」が実体化したのだと思います。

    (参考)
    http://www.ainu-museum.or.jp/siror/book/detail.php?book_id=A0359
    「アイヌ民族博物館 HP」

  • >神辺様
     作品を読んでくださった上、こうしてコメントまでいただくことができ、非常に嬉しい気持ちです。ありがとうございます。

     さて、ワオの件ですが、アイヌの人々による話に関しては全く存じ上げず、非常に驚きました。
     私の先祖は代々福岡県近辺で暮らしていたようで、あまり北海道な感じは無いのですが、何か人々の集合的無意識めいた場所に『ワオ』の原型のようなものがいるのかもしれないな……等と想像しました。
     改めて、情報提供感謝いたします。
  • 「つぶやきが呼ぶもの」を読み終えました。
    「ワオ」や「竹藪に棲む獣の怪物」というのは存じ上げませんが、似たようなモノならば子供の頃に流行ったのを覚えています。
    当時小学生、確か1年か2年生でした。近所に池があって、遊び場でよく赴いてました。
    この池が中々広く、いくつかの小川に繋がっているのです。その中には当然、藪に覆われた小川もあります。
    魚も何も見当たらないのに、水面が縦に細長く泡立つのを見れば「ワイサメ」が来た!と当時の自分たちは騒ぎ立てました。「ワイサメ」というのが何なのか、名前の由来も含めて分からないのですが、作中の「ワオ」のように、恐怖の代名詞みたいなものです。
    ただ偶然でしょうけど、この「ワイサメ」が出たと騒がれるのは藪に覆われた小川だったり、池でも人があまり寄り付かない場所が多かったと記憶してます。子供には(深過ぎて危険だから)近付かないよう言われていた場所なので、恐怖と好奇心から子供たちがよく集まってもいた場所です。
    まぁ要するに、いると信じればその場所にナニカが存在するのかもしれませんね。「ワオ」然り、「ワイサメ」然り。
    ちなみにこの「ワイサメ」、方言で訛ってるだけで本当は違う呼び方があったかもしれません。想像ですけれど
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する