どうも、黒道です。
本日より、世間では『第2回 カクヨムWeb小説コンテスト』が開催されています。第1回は参加できなかった私ですが、今回は参加しようというわけで、私も現代ファンタジー部門で一作品エントリーさせていただいています。
その新作のタイトルは、『魔導聖騎士 スイート☆パラディン Happy Ending!』。以前ここでも申し上げた通りの、いわゆる魔法少女、戦闘美少女モノと呼ばれるような作品であります。
これが一体どういう作品なのか、軽く説明したいと思います。
作中でもこの辺の事情がある程度説明されているので、長いな~と思ったらある程度飛ばしていただいて全然かまいません。
実在しないのでご存知ない方も多いでしょうが、本作はあの幻の戦闘美少女物語『魔導聖騎士 スイート☆パラディン』(通称:無印)の正統な続編となっております。
二十三年前、この世界に突然現れた悪の組織、スコヴィラン。不毛の大地ヤクサイシンからやって来た彼らは、人間の心の闇から生まれたプリッキーという怪物を使役し、この世界を恐怖や絶望のどん底に叩き落そうとします。
何故そんなことをしたのでしょう。なんと彼らの目的は、人間界(彼らは『ファクトリー』と呼んでいました)を不幸のどん底に叩き落とし、その不幸を自分達の主食『辛いお菓子』に変換することだったのです。
実は、そもそもスコヴィランは、妖精達の住む世界、ショトー・トードから、奇跡の泉スイートファウンテンを奪い取っていました。スイートファウンテンは、ファクトリーの幸福を甘いお菓子に変換して放出し続ける素敵な泉。甘いお菓子を食べて暮らしている妖精達は、ここからお菓子を得て暮らしていたんですね。
それを圧倒的な闇の魔導力で奪ったのが、スコヴィランのトップにしてヤクサイシンの支配者、魔王ジョロキアです。彼はスイートファウンテンを呑み込み、ヤクサイシンに引きずり込むと、更に泉に呪いを掛けます。つまり、『ファクトリーの不幸を辛いお菓子に変換する』泉に変えてしまったのです。
これにより、ショトー・トードはいきなり食糧難に追い込まれました。その上ジョロキアは、ファクトリーを自分達の手で不幸にすることによって、呪われたスイートファウンテンからもっと沢山辛いお菓子を出そうと試みたのです。
それを止める為、そしてスイートファウンテンをショトー・トードに取り戻す為、ショトー・トードの女王ムーンライトは、『スイートパラディン』の力を使うことにしました。変身アイテム『ムーンライト・ブリックスメーター』をファクトリーに送り込み、ごくフツーの十四歳の女の子を、伝説の聖騎士スイートパラディンに変身させたのです。
こうして誕生したふたりのスイートパラディンは、50話くらいの時間をかけて友情を育んだり青春したりしつつ、ふたりの家があった東堂町という場所を中心に活動。プリッキーをやっつけたり、スコヴィランの幹部をやっつけたりし、とうとう魔王ジョロキアをも友情パワーで倒したのです。
こうして怪物がファクトリーに現れることはなくなり、世界にはハッピーエンドが訪れた……かに見えました。
本作『Happy Ending!』の舞台は、それから二十三年後、二〇一七年の東堂町です。
滅ぼしたはずのスコヴィランが何故か再び現れ、ショトー・トードを、そしてファクトリーを危機に陥らせます。復讐に燃える彼らを止められるのは、やはりスイートパラディンしかいません。
果たして、今回はどんな冒険が見られるのでしょうか……?
さあ、気になったアナタは、今すぐ作品ページへ飛び、この作品を読んでみてください。既にカクヨムにてプロローグを公開しております。是非ライトを振って、新たに始まったこの戦いを応援していただけると嬉しいです。
また、最初に申し上げた通り、本作は第2回カクヨムWeb小説コンテスト現代ファンタジー部門参加作品です。
もし本作を読んで「面白いな」と思っていただけたならば、ツイッターで感想をツイートしたり、星を入れたりといった行為で応援していただけると、今後の創作の励みとなりますので、是非お願いいたします。私のスイートファウンテンは皆さんの作品面白かったよ表明からモチベーションを作るようにできています。
それでは、完結までしばし、後ろの席でライトを振ってお楽しみください。