生者の皆さん、こんにちは。黒道蟲太郎(こくどう・ちゅうたろう)です。
近況ノート機能をこれまで使ったことがなかったのですが、コメントという形を用い双方向的コミュニケーションが取れるようになったということで、改めて皆さんにご挨拶しようと思い立った次第です。
私はカクヨムにて『百々百々駄惰堕(どど・もも・だだだ)』という作品を連載しております。
この作品は、荒廃世界に住まう、性欲の大変旺盛なゾンビ娘達が、地上を支配する異形の化け物を楽しく殺したり、その肉を食べたり、酒を飲んだり、博打を打ったり、女の子同士で毎日違う相手と性行為を楽しんだり、だらだら寝たり……そういう案外愉快な亡者ライフを送っている様子を描いた物語です。
女の子達はそれぞれその肉体に生者では不可能なほど改造手術を受けております。その武器と化した体をいっぱい使って化物を殺し、その行為を大変楽しんでいるのです。
またそれぞれ独特のコスチューム(修道服、ボンデージ、メイド服、ゴス風、ナース服、ロリータファッション、白衣、その他様々……)を身に纏っています。これらは当人らの趣味であり、また他の女の子に「私の体って魅力的ですよね? セックスしましょう」と性的魅力をアピールする為のツールでもあります。
そんなゾンビの女の子達がおやつ感覚で殺戮をし、また性行為をするように、皆さんも気軽にこの作品をお楽しみいただけます。なぜなら、この作品が連作短編の形を取っているからです。
どういうことでしょう? まずこの物語は、基本的に一話完結の形を取っています。『~の日』と題されたエピソード群は、基本的にそれ一話で完結します(『次回へ続く』的な例外もありますが、それもキリのいいトコで終わっています)。
また、各エピソードの時系列もバラバラです。ひとつめのエピソードの直接的続きがふたつめのエピソード、その次が三つ目のエピソード……となっているとは限りません。まだ登場もしていない人や場所、展開についていきなり語られたりもします。
これらの事実はつまり、「レズでゾンビのビッチ女が殺したり酒飲んだりセックスしたりする話なんだなあ」程度の認識で、どのエピソードから読んでいただいても構わないということを意味します。タイトルがビビッときたヤツから、どうぞお好きにお読みください。
この記事を書いている現在、当作品はホラー週間ランキング6位を記録しております。これは皆様の母乳(注:応援の意。即ち星、レビュー、ツイッターで話題にして下さる行為等の総称)のお陰であり、ただ感謝するしかありません。
しかしながらもっと上を目指したいのが当作品です。まず短期的目標として、5位以内に入りたいなと思っています。何故なら、5位以内に入りますと、トップページに表示されるようになるからです。すると何が起こるでしょう。トップページだけ読むようなライトな生者の皆さんが、この作品を見つけて下さる可能性が高くなるというわけなのです。
では、そもそも何故注目など集めねばならないのでしょう。
それは、この作品がある目標を掲げているからです。
それは即ち、「この作品が『過激な作品である』としてカクヨム運営の方々に発見され、内容に関して注意を受ける」というものです。
まだまだ内容に過激さが足りないのか、それとも運営の方々にそもそも認知されていないのか、性行為の描写や殺戮の描写、下品な言葉が必要以上に次々飛び出す当作品は、未だに誰からのお叱りも受けておりません。
内容の過激さに関しては当方で努力します。しかしいくら過激さを増そうとも、運営の方々が当作品の存在を知りもしないという状態ならば、お叱りを受けることは有り得ないでしょう。
つまり、ここで皆様の母乳が重要になってきます。
皆様が母乳を下さることにより、より多くの方が本作に注目して下さるようになります。話題にしていただけばしていただくほど、本作がガイドラインを遵守せぬ作品は通報せずにはいられない真面目な方々の、ひいては運営の方々の目に留まり、注意を受ける可能性は高まるのです。
作者サイドは、これからも生者の皆さんに過激で愉快な娯楽を提供するよう努力を続けてまいります。生者の皆さんも、これは面白いなと思ったら、是非星やレビューや近況ノートへのコメント、ツイッターで何気なく感想や本作URLをツイートする等の母乳行為をよろしくお願いします。作者はそれらひとつひとつに目を通し、新たな反逆行為への礎として参ります(レビュー下さった方々、無論ちゃんと読んでおります。ありがとうございます)。
長くなりましたが、読み飛ばしちゃった方の為にまとめます。
本作『百々百々駄惰堕』は、皆様に気軽で過激なエンターテインメントをご提供します。楽しんで、できれば楽しんだよという証を残していただけると嬉しいです。
それでは今後とも、『百々百々駄惰堕』をよろしくお願いします!