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企画参加:同題異話SR(香鳴裕人様主催)12月度

思ってたよりも早く書けました。
香鳴裕人様ご企画の「同題異話SR」、12月分を更新です。
企画ページ:https://kakuyomu.jp/user_events/1177354055082536799

今回のお題「雪待ちの人」。雪を待つことにどう意味を持たせるか、というところを考えたときに、思い浮かんだのは「死」もしくは「弔い」のイメージでした。
(企画主様のご結婚祝の題材としては不吉ですが……申し訳ございません。改めましてご結婚おめでとうございます)
当初はもっと違う、ファンタジーな話だったのですが、前回の近況ノートに書いたようにどうしてもまとまらず……いっそ別の話を、と考え直したところで、今回のお話となりました。
でも、結局「死」のイメージからは逃れられなかったという。一度受けたイメージはそう簡単に覆りませんね。

明らかに架空の場所の物語で、不思議感もあると思うのですが、ファンタジーということもできず。今回は「童話」区分とすることにいたしました。メルヘンがジャンルとして一番当てはまるのかな、と思ったので。

今回もまた、花を題材として取り入れています。スノードロップ、和名を待雪草。
花言葉は、「慰め」、「希望」がよく知られていますが、イングランドのとある地方の逸話から、「死」にまつわる花でもあるようです。
なので、スノードロップの花束を贈ると「あなたの死を希望する」と受け取られることもあるとか。
でも、こちらは花言葉ではないようですし、地域も限定的だそうなので、花を受け取った方は素直に喜んだほうが良いのかな、とも思います。
いちいち花言葉や縁起を気にするのも、贈る方も贈られる方も神経質になって大変ですし。
花を贈りながらそういう嫌味を言う方の人間性に律儀に付き合う必要もないのかな、と。
贈ってくださる方の気持ちを大事にしたいですね。
物語の題材としては、とても面白いですけれど。

同題異話での他のお話や、先日『アン・テキシン=サバイバル』もそうですが、植物はモチーフとしてとても扱いやすいです。
花にはそこまで詳しくはないのですし、植物を育てるのは向いていない性格なのですけれど……不思議ですね。


最後に……
今回、こうして物語を投稿し、近況ノートもなんとか更新することはできましたが、現在体調不良ぎみでして、リアクションがいつもよりもだいぶ遅くなるかと思います。
無視をする気はありません(見落としがあったらすみません)ので、どうぞよろしくお願いいたします。



☆以下の作品で、カクヨムコン短編賞に参加しています。
 『レモネード』
  (https://kakuyomu.jp/works/1177354054893126419

 『アン・テキシン=サバイバル』
  (https://kakuyomu.jp/works/1177354054922742006

よろしくお願いいたします。

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