夢月様ご企画の「同題異話・九月号」に参加しました。
タイトルは、『黄金林檎の落つる頃』。
（
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093084060354633）
黄金林檎というと、みなさん思いつくのはやはり神話のあれですね。ギリシャ神話や北欧神話で神様が食べるという果物です。
今回私もそちらを取り入れさせていただきました。といっても、作中の国はギリシャでも北欧のいずれかの国でもない架空の国です。ただ黄金の林檎というアイテムだけを象徴的に使わせていただきました。
また、本作は梨木先生作の『村田エフェンディ滞土録』のエピソード「十 馬」から着想を得ています。ビザンツの末裔ディミィトリスと村田の会話から、エピソードタイトルともなっている〝爛熟〟をテーマとさせていただきました。また、主人公の名前もあやかりディミトリスに。キャラクター性はもちろん全く関係ありませんけれども。
最近全然物語を書くことができず、リハビリを繰り返してようやく書けた一作です。
どうぞお読みくださるようお願いいたします。
また、先週から板野かも様がご企画されている「#匿名キャラお見合い企画」にも参加しております。
自主企画ではなく、Twitterで参加者の募集を募ったものですね。概要は下に。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965こちらは、参加者が匿名で作ったキャラクターたちを使って、これまた匿名で恋愛短編小説を書くといったものになります。
できあがった作品も今週の月曜日から上記ページに順次公開されています。本日の時点ですでに18の個性的な作品が公開されています。
キャラクター作成と小説執筆はまだ募集していますので、気になった方は是非板野様に連絡してみてください。
また、小説はハートやコメントで投票も行っていますので、読む方も是非是非。
みなさんは、森陰がどの作品を書いたのかお分かりになりますでしょうか。
それでは、どちらの企画のほうもよろしくお願いいたします。