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歳末サルベージ投稿の巻

『聞き耳屋』の続きを書きたいのは山々なのですが、年末作業が佳境に入っていることに加え、また喉が痛い時期到来で、集中して書くのが難しい……でも何か公開したい……ということで、過去作品のサルベージ投稿をさせていただきます。

『幻想骨董店』というタイトルなのですが、こちら、小説ではなくラジオドラマのシナリオ形式になっております。
公開時間は12月18日(水)の朝8時予定です。
小説じゃないものを投稿していいのかと思いつつ、広い意味で創作物にあたるならまぁいいかと自己判断。

むかーしむかし、ラジオドラマ作りたい欲が高まっていた時期がありまして。
知人と作ってスタジオさんで収録したものをポッドキャストとかYouTubeとかで配信していたことがあったのですが、ラジオドラマでやっていたものをイベントでやらせていただく機会があったのです。
朗読劇のような感じで舞台にスタンドマイクを立てて、SE(サウンドエフェクト)や音楽なんかもその場でつけながら生で読んでもらうということをやったんです。

私ともうひとりの方のふたりでそれぞれ一本ずつシナリオを作ることになり、相手の方がコメディ作品にするとのことだったので、「ほんじゃ私は泣かせる感じのやつにしよ」ということで書いたのが『幻想骨董店』という話でした。
骨董店のトランクをキーアイテムにして、若い頃にとある事情で引き裂かれた男女がそのトランクをきっかけに再会するような感じになる……といったストーリーで。
そのイベントをやった後に、同じ骨董店を舞台に違う話を書きたいなと思ってぶわーっと作ってみたんですが、ラジオドラマにするには尺が長くなりすぎるし、イベント第2弾といってもなかなかすぐには難しい……ということで、お蔵入りさせた作品が、今回公開した『幻想骨董店』ということになります。
なのでお話としては第2話になるのですが、骨董店とその店主がいれば第1話がなくても特に問題なさそうだなということで、この度サルベージ投稿することにしました。

ラジオドラマのシナリオの正しい書き方とか全く習ったことないので、プロで書いてらっしゃる方からすれば「こんな書き方ちゃうー!」と言われそうですが、十年以上前のものを保管・保存する意味でアップしちゃいます(テヘ!)。

ラジオドラマって映像がないので、会話と音楽とSEだけで状況を伝えていく必要があることもあって、趣味でやってたのに色々勉強になることも多かったです。

小説や詩などとは異なる、ちょっと変化球のものとなりますが、お暇な時にでも開いていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

1件のコメント

  • もも様が(テヘ!)なんてしていらっしゃるときに、通知があるのに気が付くのが遅れてこんな後の時間に。
    なんてこった。

    サルベージされた『幻想骨董店』、読ませていただきますぜ。
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